■ ブログ 2014年11月

竹の子ポロシャツ

 土岐手話サークル竹の子が40周年を迎えるということで、記念のポロシャツを作ることになりました。通訳時や普段着に使用できるように、記念ロゴを左肩に小さく入れるデザインです。事務局ということで、申込書作りと取りまとめを依頼されたので、夜なべして作ってみました。

 考えてみると、竹の子の40年のうち、休眠期間を入れて30年以上関わっているんだから、よく続いているもんだと感心してしまいます。人生の半分以上の間、竹の子のメンバーと繋がっているのは、居心地の良い人ばかりだということでしょうか。竹の子の会員だった妻と、今でも仲良く夫婦として続いていることからも、かけがえのないサークルという訳です。

 20代前半に竹の子のメンバーになり、様々なイベントを通じて、社会人としての人間関係や企画実行方法を学び、人前で話すことで、多少面の皮を厚くする訓練もできました。仕事においても随分役立ったと感じています。性別や年代、障がいの有無や種類など、多くの人達と接することで成長できたのではないでしょうか。

 こうしたボランティアサークルの活動では、どの団体にも共通して、「若い人の参加が得られない」という課題が存在します。平成21年の全国社会福祉協議会の調べでは、ボランティア団体の構成員の6割以上が60代ということです。価値観や若者の行動様式、ボランティア活動に対する誤解など多くの理由があるのでしょうが、自分たちが継続していくことで、その存在価値が出てくるんじゃないかと考えています。

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再び食事制限

 3年振りに低たんぱくレシピ本を見ることになりました。妻の病気が再発したのです。3年前の丁度この時期、突然やってきた腎臓の病気に、驚きと不安の中で食事制限のためのレシピ本をネット注文したものでした。病気を知り、食事制限の工夫も出来るだけ楽しみながら、病気と上手く付き合う努力をしてきたつもりでした。発病から2年間の再発率が高いので、2年過ぎた時は二人して安堵したのですが、まさか前回入院した日と同じ日に再発が分かるとは、正直驚きと落胆しました。けれど、症状が多少軽かったので、治療と食事制限に立ち向かう妻の意欲が湧いているようで安心しています。3年前に購入したレシピ本を再度読みながら、食品ごとのタンパク量を把握して前回よりもバリエーションのある食事を作りたいと思っています。

 前回も感じたことですが、こうした食事制限をしている方がとても多いということです。入院期間中は病院食で管理されていますが、自宅では本人や家族が食事の管理を行わなければならず、調味料や加工食品については、たんぱく量のチェックが欠かせませんし、摂取に適当な調味料や加工食品の購入のため、ネット検索すると、食事制限用の専門の通販サイトがあったり、食事制限者向けの調理講習会が各地で開催されているなど、ニーズがとても多いことが分かりました。

 食事制限が慣れて、ある程度健康が回復してくると外出も多くなります。そうすると外食の場面もでてきますが、ほとんどの場合は、食事制限のある方が利用できる飲食店はありません。そのため、食事量を減らしたり、偏ったメニューを選ぶことになり、楽しい食事という訳にはいきません。私の場合も、妻と旅行を計画した時に、専用の料理を出してくれるホテルやペンションを探したのですが、あるにはあるものの、旅行先とは違う場所でがっかりしたものでした。

 いちおう飲食店として開業しますが、一人で行うので当面はランチメニューは行いません。けれど、将来、こうした食事制限のある方でも楽しめるメニューが出せたらいいなと思ったのでした。

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ドームやきものワールド

 

 名古屋ドームで11月20日から26日まで行われている、「ドームやきものワールド」を覗いてきました。このイベントは、全国から400ブース以上の出店者が集まる、日本最大級のテーブルウェアマーケットで、有名陶磁器産地(瀬戸、常滑、美濃、四日市萬古、伊賀、有田、伊万里、京・清水、九谷、唐津、信楽、備前、萩、波佐見、益子、笠間、三川内)を網羅するほか、カトラリー、漆器、木のうつわ、ガラスなど食卓にまつわる商品がずらり!毎年約16万人もの人が訪れ展示会です。

 今年のテーマは『復活』だそうで、東京オリンピックも開催決定し、日本食が世界無形文化遺産に登録されるなど、日本の「おもてなし」「食文化の伝統」「伝統工芸・技術」が今後さらに世界から注目されている中、日本の陶磁器に脈々と受け継がれてきた「伝統」と「技術」の復活。個食からの脱却、そして家族団欒の復活。日本人が本来持っている素晴らしいものに、もう一度スポットライトをあて再考した新しい「器の世界」をご提案しているそうだ。

 店舗では当面ランチは行わない計画なので、食器については参考にする程度だったのですが、何か新しい発見があることを期待して会場内をくまなく歩いてきました。美濃焼産地の地元だけに、知っている何軒かの窯元が並んでおり、随分と賑わっていました。それらの窯元は何年も継続して出店されており、出店料の高さを知っているだけに、頑張ってね!って祈るような気持ちで巡ってきました。

 会場内には各地のグルメコーナーや飲食店がありましたが、可否茶館のカフェで出される、卵、牛乳、バターを使わないオリジナルスイーツ「黒豆と抹茶のロールケーキ」をコーヒー(UCCブレンド)と共にいただきましたが、めっちゃ美味しくなかった。やっぱり代用品の材料ではダメです。

 各地のブースを歩く中で、有田焼ゾーンにセラミックフィルターを使って、コーヒーをドリップする商品が紹介されていました。黒いお椀のようなセラミックフィルターは、水の濾過速度が速いうえに、フィルターの目詰まりもあるようで、正直使い勝手が悪そうでした。フィルターと専用ドリッパーのセットで三千円で、ちなみにメーカーは「久保田稔製陶所」です。

 JR大曽根駅から名古屋ドームまで、往復歩いていきましたが、会場内を歩いたのを合わせると結構な距離になるのではないでしょうか。日ごろ運動不足の体にはよい時間になりました。

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再び保健所へ

 再び保健所へ行ってきました。今回、保健所へ事前相談に行った内容は、次の項目について確認するためです。

1.グリーストラップの設置の有無に関すること。食品衛生法ではグリーストラップの義務はないので申請上問題はなく、申請書の排水口爛は「配水管に直結」に○をしてくださいとのこと。

2.図面に不備はないか?前回の図面案で相談した際に指摘された内容を変更したが、修正内容に問題がないかの確認をしました。図面を見る限り問題はないので、床材とカベ材料(床面から1m)、天井に問題がなければ大丈夫ですとのこと。

3.シンクやダブルシンクの大きさに規定はありますか?シンクは数が重要で、大きさは使い勝手がよければいいんだとか。

4.ダブルシンクの蛇口は一つでよいか?一つで構わないけど、お湯が出ることが条件と念を押された。

5.いつまでに申請を行えばよいか?立会検査が行える日の1か月前までに行えばよいとのこと。立会検査は、建物の引き渡し前でも構わないが、立会検査が行える状況(厨房設備等が整っている状態)であればよく、立会検査日が木曜日と決まっているので、業者と工事の進み具合を見て申請してもらえればよい。そして、立会検査から4日後に許可が降りる予定だそうです。早い話、建物が建っていない今でも申請はできるが、立会検査日が今では特定できないでしょ。なるほど!

 保健所の帰りに、知人がやっている喫茶店に顔をだし、図面を見せながら現在までの進み具合を説明し、しばらくの時間、世間話をしてきました。(その間に来店なし)時代と共にお客様の注文する内容や客層も変化し、メニューや仕入先を変えたことなど、最後には家族の話と老いの話に至るのでした。70代で物忘れがでてきた、「ボケ防止に続けている」と言われると、ちょっと淋しい気もしますが、冗談を言い合って帰ってきました。

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絵手紙でホッコリ

 絵手紙を書き始めてから14年程になるでしょうか。始めた頃は毎日のように書いていた記憶がありますが、6,7年前からは年賀状用に書く程度になりました。

 そんな筆無精になった私でしたが、このホームページを作り始めてからは、季節を感じるごとに書き綴っています。表現するってことは、上手い下手に関わらず自分の中にあるものを誰かに向かって伝える事であり、毎回自分を見つめる時間ができるので、この趣味はいいなって思います。

 サラリーマン時代は、与えられたスケジュールに合わせて時間が過ぎていくことが多かったのですが、今では、自分でスケジュールを決めて管理しなければなりません。毎日目標を持って行動しないとフラフラと迷子になってしまいそうになります。そんな時、自分と見つめる時間が持てる絵手紙には救われます。下手な絵手紙でも、「ホッコリ」します。自分で言うのも何ですが。

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メニュー表作り

 メニューブックを一冊サンプルとして購入し、メニュー表の試作を行ってきましたが、なんとか形になってきました。自家焙煎店として、コーヒー豆に特化した部分と、地域の方に来てもらいやすい表現にするため、随分迷いながら試行錯誤しました。いくら美味しい高品質の豆を使っても、先ずは来店いただけなければ味わってもらうこともできません。自己満足に終わらずに、気軽に来店いただけるような内容や表現にする必要もあります。同時に、一人で接客サービスできる範囲にとどめなければ、中途半端になってしまう危険もあります。やりたいことと、できる事は違うし、まして商売になるには、違う次元で考えなければなりません。このメニュー表作りは、いい勉強になります。

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曽木公園ライトアップ

 

 土岐市の南部で、愛知との県境にほど近い曽木町に位置する「曽木公園」は、飛騨・美濃紅葉33選にも選ばれた、紅葉の名所として人気のスポットです。約100基のライトが楓を照らし、池に映る「逆さ紅葉」は幻想的な美しさ、この幻想的な風景を楽しみに、期間中は多くの人が県内外から訪れます。地域の町おこしとして、曽木町の有志の方々が始めた活動が、今ではテレビで取り上げられるイベントになりました。

 例年このイベントに訪れているのですが、今年は妻が寒いから出かけないと言うので、次女と二人でドライブデートです。昨年よりは紅葉が進んでおらず、池に映る紅葉は残念ながら幻想的とまではいきませんでした。寒さの厳しい季節には、公園に漂う空気が刺すように冷たく、池が鏡のように反射して、見事な逆さ紅葉に見とれてしまい、池に吸い込まれるような瞬間があったのですが、中々そのような情景には巡り会えません。

 紅葉を楽しんだ後は、バザー会場で「五平餅」と「みたらしだんご」のお土産を買って帰路につきます。深まりゆく秋の定番行事も一つ終わりです。

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マドレーヌを試作

 日替わりのコーヒーに合わせたスイーツ作りを考えて、今回はマドレーヌを試作してみました。マドレーヌと言えば貝殻の形を連想しますが、その 昔、フランスの王様のパーティーでパティシエ同士が大げんかをし、急きょマドレーヌという名前のメイドが貝殻の形のお菓子を焼き上げたのがはじまりだと言われています。

 マドレーヌの材料は基本のものに、ハチミツとレモンの皮を入れたものですが、写真の上段が焼く時間を下段のものより2分程長くしたものです。最初、焼成温度を高温にして焼いて外側を香ばしく焼いた後、温度を下げて中をしっとり仕上げますが、焼成時間を少し長くすることで、表面にツヤができ、パリッとした食感が加わって、香ばしさがより引き立ちます、けれど、好みがあるため何人かに意見を聞いてみたいと思います。 

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地鎮祭

 今日は大安ということで、かねてから予定していた地鎮祭を無地に行うことができました。地鎮祭とは、土木工事や建築などで工事を始める前に行い、その土地の神(氏神)を鎮め、土地を利用させてもらうことの許しを得るものです。これには神式と仏式があるようですが、一般には神を祀って工事の無事を祈る儀式であり、安全祈願祭と呼ばれることもあるようです。
 地鎮祭は、土地の四隅に青竹を立て、その間を注連縄で囲って祭場とし、斎主たる神職のもと、建設業者・設計者・施主らの参列の上で執り行います。祭場の中には木の台(八脚台という)を並べ、その中央に神籬(ひもろぎ、大榊に御幣・木綿を付けた物で、これに神を呼ぶ)を立てて祭壇となし、酒・水・米・塩・野菜・魚等の供え物を供えます。

 今回が自宅の時と合わせ2回目の経験となりますが、朝からソワソワして緊張しまいました。こうした畏まった機会は久しぶりなのと、いよいよスタートするんだという想いが交錯し、身の引き締まる時間を過ごすことができました。同時に家族への感謝と工務店の方々の力を借りて、良いモノ作りをしていきたいと誓うのでありました。

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カフェを100年、続けるために

 自家焙煎のコーヒー屋を始めよう考えた時から、多くのコーヒー関連本を読んできました。その中の1冊が「カフェを100年、続けるために」(田口 譲)です。田口さんの本は、「田口 譲の珈琲大全」、「田口 譲のスペシャリティー珈琲大全」などをはじめ、多くの書籍を読んできました。

 今回、再度読み返している理由は、UCCアカデミー特別企画 12/14(日) スペシャル1Dayセミナー@神戸で、「カフェ・バッハオーナー田口護氏から学ぶ:これからのカフェ経営について~カフェを100年続けるために大切にしたいこと~」を受講することにしたからです。東京と比べて距離が短い事や地理が分かっているので、またとないチャンスと思ったのです。

 1968年の開店から46年目を迎える老舗の珈琲店「カフェ・バッハ」。決して立地が良いとは言えない場所で、なぜこれほどまでに個人店である「カフェ・バッハ」は、多くの人に長く愛されているのでしょうか?今や、コーヒー業界では知らない人はいない田口さん。スペシャルティコーヒーを日本に広めた先駆者として、長年、珈琲店を経営される傍ら、コーヒー業界で活躍している数多くの後輩達を指導されてきた方でもあります。その田口さんが、これまでに培ってきた顧客を満足させるコツや長年経営をしていくコツなど、カフェを100年続けるために大切にしていることが、本書には分かりやすい言葉で丁寧に書かれています。
 本書の第2章「カフェを始める人たちへ」は、今の自分への激励のメッセージと受け取りながら読みました。会社勤めをしながら技術を習得するといったアドバイスも、もう早期退社している私には遅すぎた感もありますが、店を出す前に必要なことを書き出したり、今すぐ取り組むべきこと、その次にマスターしなければならないこと、将来にわたって続けていかなければならないことなど、焦らずにじっくり取り組む姿勢に、共感して安堵しながらも、顧客あっての商売として、常にお客様と向き合う真摯な態度に、改めに気を引き締めることとなりました。

 年齢的に100年続けることは事実上不可能ですが、生涯続ける仕事・生涯続けたい仕事として珈琲屋を選んだので、セミナーには気合をいれて参加したいと思います。

 ちなみに、セミナーの内容は次のとおりです。

セミナー内容:
 ① 講演~カフェを100年続けるために大切にしてきたこと。
   *なぜ“山谷”で今でも1軒だけなのか。
   *コーヒーのプロは、お客様にコーヒーの楽しみ方を伝える。
   *高価格なスペシャルティコーヒーを売る。
 ② 20種(予定)のコーヒー比較試飲。
   *焙煎度合の違い。
     《産地の違う4種類×4段階煎り分け(浅-中-中深-深)。》
   *味の違い~適正と不適正な焙煎。
     《同じコーヒーでも味のクリア感や後味の残り方が違うことを比較。》
       ※本セミナーでは、焙煎機での実習やデモはございません。
 ③ 田口氏とのフリー座談会~バッハコーヒーを楽しみながら。
 受講まで、まだ一カ月以上もありますが、開業に向けてのパワーをもらいに行きたいと思います。

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土岐市福祉まつり


 第26回土岐市福祉まつりが土岐市総合福祉センター・ウエルフェア土岐で雨の中開催され、土岐手話サークルのメンバーも昼の部がステージで「手話歌」を披露したり、ステージ進行のお手伝いをしていたので見に行きました。雨が降ったためにバザー会場には人が少なく、せっかくの五平餅やうどん、ラーメン等のブースも手持無沙汰の様子でした。地元の青少年育成会の運営委員の時に、沢山のうどんを作ったことが思い出されます。

 「共に生きる社会を目指して」をスローガンに各種ボランティア団体が参加し、色々なイベントを行っていますが、年代ごとに興味を持つものも異なり、小さな子供連れの方には見学するブースも限られ等、すべてのイベント会場を見て廻ってもらうことができず、少々残念に思います。また、年々ステージ上がる団体も少なくなり寂しくなりました。手話サークル竹の子も、以前は子供向けの手話講座を開催したりもしましたが、今では参加者が少ないとの理由でなくなりました。この福祉まつりと同日に行われる「土岐市農業祭」のイベントと重なることもあってか、年々来場者が減っているように感じます。

 昨年は、翌日の福祉大会の手話通訳を担当しましたが、今年は免除されて気楽にお祭りを見学することができましたが、やっぱり、お祭りは見るよりも参加する方が楽しいものです。

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土岐川流域クリーン大作戦

 

 国土交通省主導で行われる「土岐川流域クリーン大作戦」に参加しました。これは、海と河川の清掃活動の一環として、土岐市図書館前の土岐川付近のゴミ拾いを行うもので、土岐川流域の内、今回は土岐市の番という訳です。ボランティア連絡協議会のメンバーや土木工事関係者、地域住民など、多くの方が参加してスタートしました。手話サークル竹の子からは8名参加し、軍手にごみ袋とトングを持って土岐川の土手を歩きだします。

 道路に面した所では、やはりタバコの吸い殻やビニール袋が目立ちますが、川の近くには、ペットボトルや発泡スチロールのトレイが出てきます。思った以上にはゴミが無かったような感想を持ちながら戻ってくると、みなさん大きく膨れたゴミ袋を持っているので、自分の小さな袋を差し出すのが恥ずかしくなります。

 早朝8時半から一時間余りの運動で、心地よい一日が始まりました。

 

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ジャムおじさん

 スーパーで訳あり品の紅玉りんごと富有柿があったので、さっそくジャムにしてみました。訳あり品という理由は、所々にキズや虫食いの跡があるのですが、ジャムにするには全く問題がないので、お値打ちに作れる優れものなのです。

 紅玉りんごジャムは、秋に入って何度も作りましたが、柿のジャムは昨年以来になります。しばらくの間は、朝食のヨーグルトに添えられることでしょう。ちなみに、ジャムのビン詰の際には、15分以上蒸し器で殺菌したものを、素早くフタを締めているので、冬場は充分持ちますが、果物と砂糖、レモン汁だけの無添加ジャムなので、市販品のようには長持ちしません。また、紅玉りんごは皮が赤いので、赤い皮を入れて煮込めば、ピンクの綺麗なジャムに仕上がりますよ。(皮は途中に取り出しま。)

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土岐市消防本部へ

 

 店舗内の誘導灯設置等に関する事前相談のため、土岐市消防本部へ出かけてきました。こんなことでもない限り消防署へ出入りすることはないので、少々緊張気味で施設に入ります。

 担当は防災管理の方でしたが、一日不在ということなので、伝言を依頼して関係書類預けてきました。そして今日、電話で連絡があり、1.消火器(10型)の設置と図面に消火器設置の表示を入れること。2.窓の形状等が分かるように、建具表を添付してほしい。という依頼がありました。さっそく設計者に連絡しましたが、消防署の担当者は丁寧な対応でチョット安心です。今回も貴重な経験が出来ました。

 今回は、消防に関する事柄でしたが、設計者からは各種申請書類が送られ、手続きの段取りが説明されます。物を造る過程が分かるとともに、まだ姿かたちはありませんが、店舗を造っているという実感が湧いてきますね。

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家庭で美味しいコーヒーを

 全日本コーヒー協会の調べでは、コーヒーの一人1週間当たりの杯数を飲用場所で分けると、一番多いのが家庭で、6.85杯となっています。割合でいうと64%を占めていることになります。喫茶店文化の根強い東海地方では意外かもしれません。ただ、家庭で飲まれるコーヒーは、レギュラーコーヒーではなく、インスタントが中心です。手軽さ故の理由だと思いますが、このインスタントコーヒーから、美味しいレギュラーコーヒーに変えていただくことも自分の仕事だと思っています。

 家庭でレギュラーコーヒーの飲む方のほとんどが、コーヒーメーカーを使用されいるのではないでしょうか。あらかじめ挽いたコーヒー粉をセットし、タンクに水を入れてスイッチをポン!確かに便利ですし、インスタントコーヒーにはない香りがあります。でも、ハンドドリップでコーヒーを淹れる時間を楽しんでもらいたいのです。ハンドドリップでも抽出時間は5分とかかりませんが、コーヒー豆を挽き、お湯を沸かして、フィルターに粉を入れて、数回に分けて注湯する。この面倒な手作業の時間と、誰かのためにコーヒーを淹れるライフスタイルが大切だと考えるからです。

 お金を払えば手軽に何でもできる時代になりました。コンビニでもボタン一つで美味しいコーヒーは飲めますし、最近では、学校の宿題も代行してくれる会社も現れました。何だか手軽さと引き換えに、大切なものを失っているような気がしてなりません。自分の手で誰かのために、面倒な作業を行って、家庭で美味しいコーヒーを淹れる時間を作ってもいいんじゃないかって思うんです。せっかく限られた人生の時間を生きるんだから、家庭では贅沢な時間の使い方をしてもらいたいのです。

 インスタントコーヒーから、いきなりハンドドリップというのは難しいので、ハンドドリップの楽しみ方を広めたいと、コーヒーセミナーも計画しています。コーヒーは苦いだけじゃなく、ナッツやフルーティーなフレーバーを感じてもらいたいのです。美味しいコーヒーを飲めば、きっと笑顔が増えるんだろうな。

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本家松屋式

 コーヒーの焙煎とともに抽出方法については、これまで何度も試行錯誤してきました。結局たどり着いたのが「松屋式」です。

 最初に覚えたのが、台形ドリッパーの「カリタ」と「メリタ」でした。この見慣れたドリッパーが普通で、これしかないと思っていたのです。ところが、色々な人の話を見聞きすると、「コーノ」や「ハリオ」といったものをはじめとする円錐型ドリッパーの存在を知ることになります。そして、今、普段行っている「松屋式」と出会ったのです。

 インターネットでは様々な情報が流れています。同じ抽出器具を使用しても淹れ方は様々です。いったいどれが本当なのか?と、カリタ本社に出かけたり、コーノのドリッパーを作っている珈琲サイフォン㈱へも行きました。それぞれ独自の考え方で抽出器具を作っており、「なるほど」って感心しましたが、結局分かったことは「答えは自分で作る」ってことです。コーヒーの挽き具合や、抽出温度、蒸らし時間、注湯方法など、少し変えれば異なる味になります。その中で、自分の好みにの味になったのが、「松屋式」でした。

 今日は、松屋本店に出かけて、松屋の会長から直接レクチャーを受けてきました。社員指導用に書かれた図を使用しながら、易しく手ほどきをしていただきました。自己紹介の中で、私の住む「下石」を知っておられたことがとっても嬉しかったな。中々「おろし」って読めないだけに親近感が湧きます。会長の話では、土岐市内も多くの配達先があり、何年も出向いたとのこと、近年の喫茶店減少の煽りで昔の店が無くなっていることが淋しそうでした。会長の笑顔を見ながら、自分も、あの年齢ぐらいまでは頑張るぞって帰ってきました。

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あれこれ試行錯誤

 

 これまでは、ショップカードを試作して自宅のプリンターで印刷していましたが、いずれは業者に依頼しなければならないため、今回、初めてネット業者に100枚だけ依頼してみました。どんな紙質で、配達までの時間や手続き内容を調べるためでしたが、概ね順調に出来上がってきました。やはり、自宅のプリンターでは出せない質感がありますね。

 続いて、以前から考えていた「メンバーカード」のデザインを作成してみたのでした。「メンバーカード」の狙いはお客様の囲い込みです。一度利用していただいたお客様に対して再度ご利用いただくため、焙煎豆や抽出器具の割引特典を中心に、イベントの案内やコーヒーセミナーのお勧めに顧客データを取得する狙いがありますが、最終的にはコーヒー好きの人たちが集まるコミュニティーツールになればと考えています。会員の交流サイトやオフ会などができるような夢があるのです。

 同時に行ったのが、タブレット端末を使ったレジシステムの検証です。ここ数年の間に急速に広まった、タブレット端末をPOSレジと同様に使用できるシステムですが、ユピレジ・スクエア・スマレジ・Airレジの他、多くのものが登場しました。

 タブレット端末レジを導入するメリットは、以下のことが挙げられます。
■料金が安い…従来のPOSレジのように何万円も払わないと導入できないといったことがない。
■場所をとらない…タブレット端末がそのままレジになるため、場所をとらず、お店の雰囲気を壊すこともない。
■どこからでもデータを確認できる…クラウドなので、自分が店舗にいれないときでも、その日の売上をチェックできたり、今、店舗にお客様がどのくらいいるのかといったことをリアルタイムに確認することができる。
■他のサービスと連携できる…モバイル決済システム等と連携させることができる。
■操作が簡単…日々の会計が簡単になることに加えて、メニューの追加・変更といった操作も簡単に行うことができる。
 そこで、現在はAirレジをダウンロードして実際に利用できそうか試しているところです。このAirレジは初期費用も月額使用料も無料という大変うれしいシステムです。ただ、無料というだけあって、小規模な個人商店向けのサービスに留まるために、複数店舗を管理することが出来ないことや、レイアウトやデザインが野暮ったいなどの欠点もあります。そんな欠点を除いても無料という魅力には勝てず、テンプレートにデータを入れて色々触っているのです。実際に使用するとなると、お金を入れるキャッシュドロアやレーシトプリンタを購入しなければいけないので、ここしばらくの間は、あれこれ試行錯誤が続きそうです。

 それにしても、初めて経験することばかりで、戸惑うことよりワクワク感が大きいのが楽しいですね。

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