ハナ

「ハナ=花」は心を癒してくれます。この季節は、河津桜、ソメイヨシノ、しだれ桃、芝桜、花桃、チューリップ、ネモフィラと、各地を巡れば様々な花が楽しむことができます。そうした色鮮やかな花は、昆虫によって花粉を運んでもらい雌蕊に受粉する虫媒花です。

 しかし、美しい花も無ければ、虫によって花粉を運ばない植物の中で、スギやヒノキといった樹木は、昆虫に頼らず大量の花粉を風で飛ばして受粉する風媒花で、とても厄介な存在です。これが、今、私の「ハナ=鼻」を苦しめております。

先日も、妻に頼まれ恵那市大井町の「恵那峡の里」で、芝桜と花桃を見てきましたが、同時に、目に見えない微細な花粉に怯えながら散策しておりました。例年、2月初旬に掛かり付け医から、花粉症のために小青竜湯を処方してもらい、5月上旬まで花粉の季節を乗り切っておりましたが、今年は4月に入り薬効も虚しく、毎日、深夜に鼻水とクシャミで目覚め、書斎に1時間程篭る日々が続いております。

余りにも苦しいので、CMをしている市販薬を購入するも、その効果は一時的で睡眠不足と倦怠感で最悪の状態です。最後の頼みと思い、昨日、総合病院に駆け込み、鼻炎用の飲み薬、鼻噴霧用ステロイド薬、点眼薬を処方してもらい一夜が経過しましたが、鼻水とクシャミは出ないものの、鼻が詰まって口呼吸しているのか、喉が痛くなり、痰が以前よりも多くなりました。 

そんな訳で、私のマスクの下は「赤ハナ」で、「ハナ水」を垂らした無様な状態であり、決して無愛想になっているのではありません。今は、美しい「ハナ=花」よりも、すっきりした「ハナ=鼻」を欲してります。

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コメント: 2
  • #1

    読者 (火曜日, 16 4月 2024 14:30)

    こんにちは。マスターのブログはためになるので拝見させてもらっています。花粉症が酷いようですね。お鼻が高くて鼻腔が広いのでしょうか?
    相方も花粉症やハウスダストがあり、両方の舌下療法をして随分とましになったそうです。あまりに酷いと寝室には空気清浄機が必要です。
    マスターは舌下療法は考えていませんか?我が子は試しにやってみてとても苦しい体験をしたためにやりたがらないです。合う合わないがあるようです。漢方の考え方か春は
    体から毒素の出やすい時期で苦味のある山菜を食べるのがよいと聞いたことがあります。苦味のあるコーヒーで治ればいいのですけどね。大量の鼻水は処置の上手な耳鼻咽喉科で吸引してほしいのですけどなかなかそういう医師が
    少ないのが残念です。鼻水を止める薬は乾燥させる薬効があるのか苦しくなります。
    めんどうですがぬるま湯のうがいも効果があります。
    寝室に空気清浄機とまだ乾燥もあるようでしたら加湿器も
    量を僅かにして使用してはいかがでしょう。早く通常の状態に戻りますように。お大事にしてください。

  • #2

    まめ蔵 (水曜日, 17 4月 2024 08:49)

    日々の生活を書き留めているだけなので、「ためになる」などと言われると困ってしまいますが、ご丁寧なコメントありがとうございます。舌下療法(舌下免疫療法)について初めて聞きました。地元の病院では治療をしていないようですが、副作用もあり、今後の治療の選択肢に入れてみようと思います。幸い、処方してもらった薬の効果か、昨晩食べたワラビの解毒効果か分かりませんが、咳きこんで目が覚めることはあっても、そのまま眠ることが出来ました。もう少しの我慢だと思って、今の薬を続けていこうと思います。