京都へ

秋に入り、ホテルの宿泊割引券5,000円が二枚手に入ったため、急遽、「そうだ京都へ行こう。」ということになり、日・月の二日間を利用して新幹線で京都へ行って来ました。

バスやタクシーは道路が渋滞することが予想されるので、JRと地下鉄が利用できる範囲に絞り、嵯峨野トロッコ列車、天龍寺、宝厳院、竹林の小径、伏見稲荷、南禅寺、天授庵、水路閣と効率的に移動して京都の紅葉を楽しんだのでした。そんな京都の想い出を少しだけ記録します。

■京都のインバウンド

日本政府観光局が1115日、202310月の訪日外客数推計値を発表した数字を見てみると、10月の訪日外客数は2516,500人で、2019年同月比100.8%を記録し、新型コロナウイルスの拡大後初めて、2019年の水準を上回ったそうです。そんな数字は土岐市に住んでいてはピンときませんが、京都では目の前で確認することが出来ます。主だった観光地を歩いている人の半数以上が海外の人ですから。(東アジア、東南アジアの人が多いから実際は7割以上かも)観光地にはお金が落ちる筈です。しかし、人が多すぎて日本人は観光を楽しめない現実もあります。

■京おでん

ホテルの夕食はキャンセルし、近くの居酒屋で京都の雰囲気を楽しみます。昆布と淡口しょうゆの汁(つゆ)が特徴の京おでんでは、豆腐、ひろうず、聖護院大根、海老芋などの京都らしい具を楽しみ、関西でしか見ない梅焼きも最高です。ついでに、万願寺とうがらし、九条ネギの炭火焼き、大きく切り分けられた刺身の三種盛りもいただきながら、京都の夜を楽しみます。ただ、居酒屋の大将が怖そうなのが難点。

■ブルーボトルコーヒー 京都カフェ

南禅寺へ行った際に、南禅寺前交差点から南禅寺中門までの間に位置する、ブルーボトルコーヒー 京都カフェへ立ち寄ってみました。外観は町屋をリノベーションした風情漂う佇まいで、店内は古い梁が木の温もりを感じる創りになっています。ブルーボトルコーヒーの豆は飲んだことがあるのですが、いったいどんな店なのか入ったものの、注文レジに並ぶ人の多くが外国人(アジア系)です。そして、注文してから30分経過してやっとドリップコーヒーとワッフルが手元に。(注文時には15分くらいかかりますって言われた)結局、何が良くって利用する人が多いのか分からずじまい。謎の多い店だが、二度と利用しない店だ。

 

夫婦で秋の京都を楽しんだ旅でしたが、しばらくは京都へ行くことは無いだろうというのが、共通した感想でした。