秋色

9月に入り、朝晩は涼しさを感じるようになりました。そんな時期に我が家では、毎年のように松茸料理を食べに行っていたのですが、最近めっきり足腰が弱くなった母親のために、料理のテイクアウトを取るようになりました。今年も9月早々にお店に連絡し、仕事帰りに車で持ち帰ると、しばらくの間、松茸の香りが車内の残っておりました。

 そんな折、お客様から美濃加茂市にある、山之上農園の梨「秋月」を頂きます。先日、妻が購入した、「幸水」、「南水」に、頂いた「秋月」と三種類の梨を食べ比べることができます。果汁が豊富でみずみずしく、甘さと酸味のバランスも絶妙な「幸水」、梨の中でも特に甘さに優れた品種として知られる「南水」、新高と豊水を交配した品種に、さらに幸水をかけあわせ、和梨を代表する品種それぞれの良いところを併せ持つ「梨の完成系」と呼ばれている「秋月」。ゆっくり堪能させていただきます。

 よくみれば、松茸料理も梨もみんな茶色です。とある、秋のイメージの色を問うアンケートによれば、1位は「茶・ブラウン系」(約62%)、2位は「橙・オレンジ系」(約50%)、3位は「黄・イエロー系」(約29%)となっているそうです。まさに秋色づくしの物を食べております。

 そして、近いうちには「栗きんとん」や地元名物の「いもういろう」と、美味しい物が揃ってきます。夏場に数キロ痩せてきたのに、急に食欲が増してきて元に戻るんではないかと心配しているしだいです。