つぶやく

昨夜は、手話サークルの学習会で講師を担当したこともあり、手話についての話を記載しておきます。

最近、ツイッターはアカウント名とアイコンの画像がともに「X」に変更され、ツイッターの象徴だった青い鳥のロゴが廃止されました。今年4月にイーロン・マスク氏の企業「X社」によって買収されたため、既にツイッター社が存在しないので当然と言えばそうなんですが、気になるのが「ツイッター」という手話表現がどうなるかってこと。

 「ツイッター」を手話で表す場合、指文字の「ツ」(小指と薬指を立て、残り3本指は輪を描くようにくっつけます。)を作り、親指と人差し指・中指を開いたり閉じたりします。まさに、ツイッターの「ツ」で青い鳥がつぶやく様子になぞらえている訳です。まあ、青い鳥は無くなっても、ツイートという言い方が残ればそのまま使えそうです。

 ところが、ユーザーの1人からSNS上で、「ツイートは今後何と呼ぶべきか」とイーロン・マスク氏に質問したところ、彼は「Xs(エックセズ)」と答えたそうです。ということは、今まで使用していた「ツイッター」という手話表現が怪しくなります。まあ、(福)日本手話研究所が新語を確定させたり、手話を使う若者たちによって自然発生的に新しい手話が広まり、その表現が日常化するのか興味あるところです。 

 個人的にはツイッターを業務連絡くらいにした使用しておらず、「つぶやく」のはもっぱらブログの中で行っています。拡散も必要なく、ただただ自分が記憶に留めるために「つぶやく」場所がブログなのですから、「いいね」も「リツイート」も関係ないのです。