マスクの着用

今月14日、東京都内で開かれた病院団体の会合で、尾身茂氏が「(コロナ流行の)第9波の入り口に入ったのではないか」と語ったそうです。新型コロナの感染症法上の分類が5類に移行して1か月間で、全国約5000か所の定点医療機関から報告された感染者数が2・5倍に増えたことなどから、今後の拡大の可能性に言及したというが、第〇波だろうが、近くでクラスーが発生しようと、今は危機感を伴わない言葉になってしまいました。

まめ蔵では、空気清浄器や消毒液を設置するなど、5類移行前と変わらぬ対応をしています。もちろん、私自身もお客様がいる間はマスクを付けているのですが、それは自分が感染すると店を臨時休業にしなければならず、コーヒー豆を購入するため来店されるお客様へご迷惑をお掛けしないためです。正直、「また臨時休業やったよ。」と言われるのが辛いのです。

そこで、お客様の感染防止意識を調べてみようと、直近来店100人の方がどれくらいマスクを付けて来店されているのか記録してみました。結果、32人が来店時にマスクを着用され、68人がマスク無しで来店されています。そして、女性よりも男性の方が圧倒的にマスク無しということが分りました。

これだけ見ると、マスクによる感染防止意識が女性の方が高いように見えますが、一度マスクを外してしまうと会話の量やボリュームは女性の方が大きく、黙食やマスクをして会話をするという感覚は殆どないので、女性にとってのマスク着用は周りの目を意識しての行動だということが伺われます。 

まあ、こんな状態がまた1年継続して行くんでしょうが、自身の健康管理だけは注意していきたいと考えております。