伊勢志摩へ

今週の日曜日と月曜日を利用し、妻と共に伊勢志摩へ旅行に行ってきました。宿泊したホテルは妻の希望で「志摩地中海村」を予約しましたが、30周年記念ということもあり、ちょっと得した気分で利用することが出来たのです。

 正直、「志摩スペイン村」と混同しやすいネーミングにパクリか?と思っていましたが、志摩スペイン村より1年前の1993年に会員制の別荘村として開業したそうです。旅行ガイドの「伊勢志摩半島の豊かな自然の中に突然現れる地中海の街並み。英虞湾の絶景が広がるロケーションと地中海の街並みの中で楽しむ、体験&滞在型のリゾートホテル」という言葉通り、一度宿泊してみる価値のある場所だと感じたしだいです。

 しかし、30周年という長きに渡って存在を認識できなかったのは不思議に思い調べてみると、1993年に会員制の別荘村として開業後、会員の高齢化に伴って利用頻度が低下したため、運営会社を設立して2010年に一般のホテルへの業態変更をしたそうですから、まだ13年といったところでしょうか。その後、「おにぎりせんべい」で有名なIXホールディングス株式会社(旧株式会社マスヤグループ本社)の傘下に入ります。

 三重県志摩市といえば、20165月の「G7伊勢志摩サミット2016」の開催地となり、その美しい風景が各国要人を魅了します。同時に、SNSブームなどの「映え」人気にも恵まれ知名度が上がって来たそうです。ただし、ご多分に漏れず新型コロナウイルス感染症の影響を受け、最近になって回復の兆しが見えて来たと言います。

 滞在期間中はスタッフの対応もよく、心地よく過ごすことが出来ました。美味食事をし、日本と思えないような空気感を味わいましたが、一瞬、現実に引きも出される瞬間がありました。それは、船着場から現れたゴッツイ体の男の集団を見た時です。どうやら、今週16日から志摩市で開催される「G7交通大臣会合」のため、全国から海上保安庁の職員が警備にあたり、この「志摩地中海村」の一部が宿泊地として利用されているんだとか。「ご苦労様です。」 

 10数年ぶりに伊勢志摩へ旅行し、休養できた2日間でした。