土岐美濃焼まつり会場にて

 今日は、土岐市ボランティア連絡協議会より献血等呼掛け活動(土岐LC主催)の依頼を受け、手話サークル竹の子の会員三名で、土岐美濃焼まつり会場となる織部ヒルズ(土岐美濃焼卸商業団地)へ行ってきました。

 土岐市社会福祉協議会のボランティアセンターに登録されている団体は、今年4月27日現在で48団体あり、今回の活動には12団体、35名が参加しました。毎回参加している手話サークルですが、コロナ禍の昨年は非常に少ない状態でしたが、感染拡大が落ち着いたのか、政府やマスコミの「もう大丈夫」という宣伝効果もあり、多くの方が参加されたようです。

 まめ蔵を臨時休業してまでも参加する理由は、機会があれば普段と異なる空間に自分を置いてみることを常としており、それが今回のような活動だったということです。それに、献血150回以上、骨髄バンク登録といった経験があることも理由に挙げられます。やはり何かの縁を感じるんでしょうね、抵抗なく参加できるのは。

 店名である「まめ蔵」の「まめ」には、まめに一つのことを続ける根気があることを意味しますが、実際の私は根気がなく、飽きっぽい性格であることから、意図的に時々環境を変えて自分へ刺激を与えているのです。一人で何か一つの事柄を続けていると、次第に自分を甘えさせたり、現実を自分の都合の良いように解釈しがちになります。客観的になるのは案外難しいものですから。 

 献血等呼掛け活動はサークル会員三名が一組となり、プラカードを掲げながら献血を呼びかけるティッシュを配り、土岐美濃焼まつり会場をグルグルと歩いて回ります。ティッシュの入った袋が二袋配り終えた頃、献血車の停車している献血会場に戻り、私たち三人も全血400mlの献血を行いました。私は20数年振りの献血となり、血液を抜き取られて倒れるんじゃないかと若干心配でしたが、無事、161回目の献血を終えることができたのでした。これで、多少なりとも新たな血液が作り出され、浄化されることを期待します。