バラは無いけど

定休日の月曜日、ぎふワールド・ローズガーデン(可児市)へ出かけてきました。ローズガーデンと謳いながらも、肝心のバラの花は6月以降しか咲かないため、今はネモフィラ、チューリップ、アイスランドポピー、トキワマンサクといった花々を楽しみます。

この時期にはネモフィラが人気で、平日にも関わらず多くの方が訪れており、ネモフィアの咲いている丘では、青い花をバックに記念写真を撮影している光景が見られました。何を隠そう、私も出産後に里帰りをしている娘と共にやってきて、孫と写真を撮っているのです。まだ何も分からない赤ん坊には申し訳ないのですが、世間一般的なジジ・ババなのであります。

公園内をぐる~り一周すると、様々な場所で作業している人達を見かけます。大きな公園を維持するには結構な維持費が必要なんだと感じたしだいで、気になって公園工事に伴う入札業者を見ると複数の土木事業者名が挙がっていました。

 この公園は、美濃加茂市のぎふ清流里山公園と同様に、指定管理者によって運営されています。ぎふ清流里山公園は赤字が続いて指定管理者が何度か代わっていますが、ぎふワールド・ローズガーデンも県の2018年から2020年の指定管理者評価結果票を見ると、やはり赤字体質のようです。

毎年2億円前後の指定管理費(税金)が支払われていても、「ネモフィラやヒマワリなど年間を通じて、集客を図っていることが評価できる。」とか、「大河ドラマ館との連携や新たな飲食店の設置など収益向上を図る取り組みが評価できる。」といった見立てで、最終評価は毎年Aとなっています。いかにも行政が作った文書といったことろです。 

やはり、公園整備事業と言うのはお金にならない部門なんでしょうか?そんなことを感じながら、何枚もジジ・ババが喜ぶ写真を撮って公園を後にしました。