実地調査

岐阜県では、感染防止対策の指針となる「コロナ社会を生き抜く行動指針」や、業界ごとのガイドラインに沿った感染防止対策が進められており、感染防止対策を実施した事業者に対して、「新型コロナ対策実施店舗向けステッカー」を交付しています。まめ蔵でも席数を調整して間隔を空けるなどの感染対策をしており、県へ申請してミナモのステッカーを貼っているのです。
 そうした飲食店に対しては、実際に感染防止対策を実施しているか調査が行われ、「第三者認証制度」として運用されており、これまでに一度だけ調査員が訪問されました。そして、昨日も調査員(県職員OBらしき人)による二度目の調査訪問があったのですが、今回は、飲食店の感染防止対策の強化を図る意味もあって、ステッカー交付の有無に関わらず実地調査を行うということでした。

新型コロナウイルス感染症防止対策宣言書(飲食店)25項目についてチェックされ、一応、指摘項目もなくチェック票(飲食店等事業者保管用)を受け取りましたが、それにしても、いつまで飲食店中心の感染防止対策を続けるんでしょうか。密集・密閉・密接といった項目を見ると、もっと注意を払うべき場所があるように思うのですが。

チェック票と一緒に渡されたのが「事業者向け公式LINEを始めました!」と書かれた、新型コロナ事業者支援についてのチラシです。LINE登録すれば、各種補助金やセミナー等の支援情報をタイムリーに届けるというもので、協力金の申請開始などが分かるというのですが、今後は協力金の支援事業は行われないだろうし、そもそも、支援を受けるような経営をしたくないのです。そもそも、県や国から珈琲屋の開業を勧められた訳ではないのですから。 

チェック票とチラシを見ながら、「行政はこんなに一生懸命やってます感を出さなくても、他にやることがあろうに。」と、思っておりました。