いろいろな人の話

10月1日は、「コーヒーの日」のイベント用にいつもより多く焙煎し、手隙時間をみつけてはハンドピックをしておりました。そして同時に、925日に聴き漏らしていた「TOKYO FM SUNDAYS POST」での、大坊勝次氏へのインタビューをradiko(ラジコ)でながら聴きです。また、夕方からは、全日本コーヒー商工組合連合会によるレギュラーコーヒーフェア2022特別企画、「HappyCoffeeNewYearオンラインセミナー」の配信を見ました。

 私はコーヒーに関係する人に会ったり、話を聞いたり、どのように取り組まれているかを開業前から、開業後も知るようにしています。それは、自分には無いセンスや感覚を気付かせてもらうためであり、その相手に対して憧れや目指す目標にするといったことはありません。自分以外の全ての人が学ぶべき対象者です。

 レジェンドと呼ばれるような大坊勝次氏になろうにも、そもそも別人だし、生まれも育ちも異なる上に、髪の毛もありません。・・それは関係ないといわれるかもしれませんが、ある人には分からないものです。だから、こんな生き方もあるんだと理解しつつ、自分の向かう道を進むのです。メニューを100個用意できませんし、SNSを駆使したり、映えるメニューもありません。その中で、自分が続けて取り組めることを見つけようと思います。 

 著名な人も、そうでない人も、その人たちが取り組もうとしていることや、店を経営していくための環境など、周りを知ることは自分にとって羅針盤を覗くようなものなのです。自分の目標にしている先を見間違えないようにするための手段でしかありません。人と比べるのではなく、「比べるのは、昨日の自分と、今日の自分と、明日の自分。」なのだから。

 変わらなければいけないのは自分なのです。それさえ忘れなければ、何とかなると思います。