特別な一杯

 ホームページの『まめ蔵への想い』の冒頭、「まめ蔵を始めるにあたって一番に考えたのが、コーヒーを通して幸せになることです。来店してくださるお客様はもちろん、提供する自分自身も幸せであるべきだと考えました。」と書いています。

これは、自分の人生の中で、人は引き合うものであり、落ち込んだ人には落ち込んだ人が集まり、意欲的な人には意欲的な人が集まることを多々経験したからです。だから、落ち込んだ時には自分とは対照的な意欲的な人に会いに行き、負のエネルギーを打ち消す行動を取るようにしてきました。人は想像以上に環境に左右されるもので、同時に、心の切り替えも容易にできる生き物だと考えています。だからこそ、自分自身が幸せであることが必要だと考えてきました。

 まめ蔵には特別なコーヒー豆はありません。常時、十数種類のコーヒー豆はあるものの、希少品種とかコンクール入賞豆もなく、多くの自家焙煎店で取り扱うような豆ばかりです。お客様の中には魅了に欠けると感じる方もあるかもしれませんが、昨日今日と雪が舞う中でも来店される方があります。本当に有難いことです。 

だからこそ、来店される方のために笑顔でお迎えできるように準備し、心を込めた特別な一杯を提供したいと思っています。

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コメント: 3
  • #1

    帰山人 (月曜日, 07 2月 2022 16:21)

    話違いで失礼します。このドリッパーはご存知? (カップがあるのは貴殿の過去記事でわかっていたけど)
    https://note.com/tetsukurite/n/ncc4542df9789

  • #2

    まめ蔵 (月曜日, 07 2月 2022 18:56)

    この記事は見ていませんでしたが、ドリッパーを作っていることは知っていました。時々コーヒー豆を買っていただいている方です。その画像を見たときには、ドリッパーに取っ手が付いていないので使いにくいと思った記憶があります。町内では陶磁器製のドリッパーを作っている所が散見され、つい先日も、中国輸出向けのドリッパー(台型)を見せてもらいました。
    でも、一杯づつ淹れるのって面倒だと思うのでが。どうなんでしょう?それに、どこかで見かけるようなデザインだし。

  • #3

    帰山人 (火曜日, 08 2月 2022 01:00)

    そうなんだ! (情報は大きなお世話でしたね、失礼しました)
    そりゃ、どれもこれもどこかで見たようなデザインなんだけれども、こうなりゃ界隈で作っているドリッパーを使った珈琲屋を地場に揃えて、「美濃焼ど立派~珈琲街道」でもやったらどうだろう?