夢を買いましょ

ドン・キホーテの歌ではないですが、“夢を買いましょ~”とばかりに年末ジャンボ宝くじを購入しました。購入場所は岐阜県で高額当選確率の高い、美濃加茂市の平川たばこ店です。これで、睡眠中の夢の中では何度も一等が当たる夢をみられることでしょう。まさに“夢を買いましょ~”が体験できます。

そもそも、宝くじの令和2年度の実績をみると、36.6%が収益金として都道府県などに納められ、1.4%が広告費、15.0%が印刷経費や販売手数料、残りの47.0%のみが当選金として支払われます。競馬の場合は馬券(勝馬投票券)の約75%が払戻しに使われるのを比べても、ギャンブル性よりも自治体への寄付行為に近いものがあるのです。

 さらには、年末ジャンボの1等当選確率が2,000万分の1とかで、ほぼ1等があたることはなく、県内の宝くじ売り場を利用して自治体に寄付しながら、ちょっとだけ家族の会話が増え、夢心地気分を夢の中で味わうことが目的ですから。目的が夢ですから、購入枚数は私が連番10枚、妻がバラ10枚と最小限度になります。

 そんなことを平川たばこ店の近くにあるコクウ珈琲の店主に話すと、「私は買ったことがありません。水野さん買うんですね?」なんて言われてしまいました。はい、買うんです。1年に年末ジャンボくらいなんですが、夢を買っているのですよ。「買わなきゃ夢もみられないでしょ。」と答えておきました。 

 コクウ珈琲さんの焙煎機のモーターが初めて壊れたそうだから、宝くじ買ったら意外に当たるかもよ!