ヘボ入り朴葉寿司

 今日は九州から東海地方にかけて広く晴れ、暑いと感じるような天気となりました。そんな日に、「夏がやってくる~!」っていう気分にさせてくれる季節料理の朴葉寿司を、お客様が届けてくれたのです。もちろん手作り!

岐阜県の飛騨・東濃地区や長野県の一部では、昔から農業・林業の作業において、昼食を畑や山で取ることが多く、携帯性が良く朴の葉と酢飯の殺菌効果で日持ちする朴葉寿司が、今でも各地域の特色ある具材で作られています。頂いた朴葉寿司には「へぼ」入りもありました。岐阜では地蜂の子を「へぼ」と呼び、佃煮やご飯の具として食べる習慣があります。そんな高級食材の「へぼ」入り朴葉寿司は久しぶりです。 

 妻の実家では毎年作っているので、結婚してから毎年この時期に食べている我が家には欠かせない季節料理になのです。今年は例年よりも早く頂くことができたこともあり、朴の葉は柔らかくて何だか得した気分です。まったくもって、いつも感謝!感謝!の日々なのでした。

 ごちそうさまでした!