国の緊急事態措置

 今年に入って、土岐市内の新型コロナウィルスの感染数が急増しています。そんな中、14日に国の「緊急事態措置を実施すべき区域」に岐阜県が指定されたことから、1月9日に発令された県独自の非常事態宣言よりも強い対策が出されることになりました。そして、次のような緊急対策によって、「1日当たり新規感染者50人を切る程度」となるよう目指すことになっています。 

(1)リスクを伴う飲食の自粛 

・昼夜を問わず、自宅・外食を問わず、以下の飲食については自粛。 

・家族やパートナー以外との飲食 

・長時間の飲食 

・酒類を伴い、大声を出す飲食 

・マスク無しで会話を伴う飲食など 

・「GoToイート」の既発行食事券の利用自粛。 

(2)不要不急の外出自粛(昼夜を問わず、特に夜8時以降) 

・医療機関への通院、食料・医薬品・生活必需品の買い出し、必要な職場への出勤、屋外での運動や散歩など、生活や健康の維持のために必要なものについては、自粛要請の対象外。 

(3)県をまたぐ不要不急の移動自粛特措法第45条第1項 

・特に、緊急事態措置を実施すべき区域の都府県(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府、京都府、兵庫県、愛知県、福岡県、栃木県)に対しては移動自粛を徹底。 

となっています。今回は、飲食店に対する時短要請の対象を「酒類を提供する飲食店」から「飲食店」に拡大し、1月16日(土)から2月7日(日)まで、20:00までの営業時間短縮を要請しているのが特徴です。ただ、まめ蔵としては閉店時間が5時なので全く対象外となりますが、「昼夜を問わず、自宅・外食を問わず、家族やパートナー以外との飲食については自粛。」となっていることから、来店客数は激減しているのが実態です。救われるのが、昨年と同じようにコーヒー豆をお買い求めになる方々には、今のところ大きな変化がないことでしょうか。 

 土岐市においては、1月の前半だけで49人と昨年の感染者数を超えてしまっていることから、来店客数の激減は真面目に外出自粛をしていることになるのですが、飲食店にとっては厳しい冬を迎えることになります。もっとも、地場産業は真冬の状態が以前から続いているのですが。