カッコイイ!!

 旧国道19号沿いのテナントで営業されていた米粉パン専門店「caféまごころ米て」さんが、9月から総合病院下の店舗兼住宅に移転され、お客さんから「店内に珍しい焙煎機があったよ!」と教えてもらいました。写メを見るとライブスマートロースターのようにも見えます。そんな訳で、お昼御飯用にパンを買いがてら覗いてきたのでした。 

 オープンの9時から14時までは焼立てパンやサラダ、ドリンクがついた「ぜいたくサンド」や「ぜいたくトースト」が食べられるとあって、お昼時でも店内のレジの前には何人ものお客さんが並んでいます。惣菜パンが好きな私は、フィッシュサンドと国産ポークサンドを選んでレジに並びます。レジ横には本日のコーヒーの説明があり、今日は「コロンビア キョウト農園」とあったので、「コーヒーのテイクアウトはありますか?」と尋ねると、「今はやっていません。」ということでした。そのレジ前にはドッーンと四角いガラスケースの焙煎機があるではないですか。カッコイイ! 

 この焙煎機、お客様の写メではライブスマートロースターに見えましたが、昨年のSCAJ2019で見たダイイチデンシ㈱の「NOVO MARK2」です。通常は焙煎機の上部に「NOVO MARK2」のプレートがあるんですが、ここは「Yokomizo Coffee Roaster」となっています。たぶん、オーナーの名前を入れているんでしょうね。全自動なのに。 

タッチパネルでの簡単操作で、浅煎りから深煎りまで、誰にでも焙煎できる、それが魅せる焙煎機の一番の特徴だという「NOVO MARK2」は、最大100パターンの焙煎プログラムから、豆にあわせて最適な職人技のプログラムで、香り高い美味しいコーヒーを作り出すといいます。ロースティンググラスに延びる3本のシャフトから噴きつける熱風により豆が踊りだし、煙と雑味の原因となるチャフを焙煎中にサイクロン方式で自動除去しチャフボトルにためる。なんともカッコイイではないですか。 

 岐阜県内でも岐阜、大垣、高山くらいしかない珍しい焙煎機が、この土岐市にあるなんて!人口5.8万人のまちに東濃地区には無い焙煎機があり、全く関係ないけれど自慢しちゃいます。 

 ちなみに、フィッシュサンドと国産ポークサンドはあっという間にたいらげました。モチモチ食感の米粉パンは食べごたえがあります。