まだまだ続けます

 お店のことやコーヒーのことを伝えるため、できるだけ時間を作ってブログを書いています。たとえブログを通じで伝える人が少なくても、日々、珈琲屋を営みながら知ったり感じたことを、目に見える形で記録することによって、強く記憶に刻まれたり、書いた時点で新たな気づきが生まれるものです。早い話、結局は自分のために書いているのです。 

 コーヒー豆を購入されるリピーターへ、年に数回送付しているハガキも同様で、広告部分を宛名下部の半分に抑え、本来は情報を乗せるべき裏面に絵手紙を描いています。(印刷ですが)毎回、準備に手間取りギリギリになって一発勝負で描き上げる絵手紙ですが、何を描こうかと考える時間が大切で、季節や気温を感じながら、お客様へ伝えたいものを改めて考える貴重な時間になるのです。 

 そんな拙い絵手紙を集めているお客様もあり、「並べて眺めると素敵ですよ!」とお褒めの言葉をいただきました。たった一枚のハガキには出せなかったものが、幾つか集まると強いメッセージを生むことを知り、何事も続けることの大切さを感じるのです。手元には描いた絵手紙は一枚もなく、全てお客様に差し上げているため、残った画像データを並べてみました。一向に上達しない絵手紙に苦笑しながらも、少しだけニヤっとするのでした。 

 ブログも絵手紙も、まだまだ続けます。