公園散歩

 日々、自宅とお店を往復する生活で、定休日も用事を済ませてお店に篭ることに、ぼちぼち苦痛を感じるようになってきました。そこで、岐阜県の緊急事態宣言解除を受け、可児市の花フェスタ記念公園に出かけ、久しぶりに屋外散歩です。 

この公園では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3月28日(土)から閉園していましたが、5月16日(土)午前9時より緊急事態宣言解除に合わせて開園しています。一部屋内施設については入館できませんが、広い園内を歩きながら花々を見るのには何ら問題はありません。 

ホームページでは、「混雑する時間帯(午前11時~午後2時)を避けてご来園ください。」とあるので、その時間帯を避け午後2時半頃に到着すると、駐車場には多くの車が停まっていました。車を停めた区画のナンバープレートを見ると、愛知や三重といった他県ナンバーの車が2割ほどあります。「県をまたぐ移動を避けるように」といっても、現実には難しいようです。 

世間では、「新しい生活様式」といわれる生活習慣に厳密な方もあれば、「自分は大丈夫」といって気の緩んでいる方もあります。来店されるお客様を見ても両極端に分かれているように思え、あまり神経質になるのも考えものですが、ズボラな感覚もどうかと思ってしまいます。いずれにしても、そうした人々が混在しながら社会生活を送ることになるため、自分からある程度の距離感を意識しながら取り組まなければなりません。自分が感染してしまうことが最もリスクのあることですから。 

そんなことを考えながら、新設されたウエルカムガーデン、ジキタルス、世界のバラ園を見て歩き、ヒトツバタゴ(別名:なんじゃもんじゃ)の白さと、大きな木に、風にゆらゆらと白いハンカチがぶら下がってるみたいなハンカチノキの通りを回って、園内をぐるりと一周してくると、マスクをしたままでは息苦しさを覚えます。「こりゃマスクで運動は無理だ!」と実感し、運動不足の解消と気分転換を図ったのでありました。