待ってもらいます

 4月中旬以降から来店数は順調に減少し、カップで提供するコーヒーと販売するコーヒー豆袋の数が近づいてきました。お客様同士の間隔も端のテーブルどうしを使用するため、4m近く離れて座っていただくことが出来ます。課題は4月末からのゴールデンウィークからの来店数です。今後、行政が移動を自粛する要請を行っても、他県からの移動が多くなることが予想されます。また、新型コロナウィルスの感染は止まらず、都市部での混乱が地方にも波及する頃です。 

 そのため、4月29日(水)から当分の間、店内での飲食を中止し、コーヒー豆の販売のみとすることにしました。地方の小さな「まめ蔵」を利用して頂いている方々に、きちんと書面でお知らせするため、葉書を作成し本日発送したところです。店内での飲食再開はホームページとツイッターでお知らせしますが、できれば再開時にもご案内を差し上げたいと思っています。 

 今回、裏面に描いた絵手紙には、「ちょっと 待つのが コツ」と言葉を添え、コーヒーを淹れる際の蒸らしの時間になぞらえました。ハリオなら20秒から30秒と短く、松屋式なら3分と長くなりますが、新型コロナウィルスの場合はいつまで待てば良いのか分かりません。でも、コーヒーを美味しく淹れるコツには適度の蒸らしの時間は必要ですから、待ってもらいたいとの想いを込めました。 

 少しでも待つ時間が短くなるよう、お店で使用している松屋式ではなく、ハリオのドリッパーを使用して描いてみましたが、伝わらないだろ~な。

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コメント: 2
  • #1

    タナカ (火曜日, 28 4月 2020 07:29)

    アメリカ在住20年で、最近絵手紙を始めました。絵手紙サイトからコーヒーカップが出てきて、豆蔵さんのHPにたどり着き、ブログ楽しく拝見いたしました。
    私もハリオのドリッパーで30秒待って、1人コーヒーを楽しんでいます。

    岐阜には行ったことがないのですが、日本に帰る機会があれば、いつの日か立ち寄りたいものです。応援します!

  • #2

    まめ蔵 (火曜日, 28 4月 2020 07:59)

    コーヒーではなく、絵手紙で繋がるとは思いもよりませんでした。お店での出会いを含め、人はどこかで繋がっているんだといつも感じて暮らしています。出会いに感謝です。タナカさんに立ち寄っていただける日まで、お店を続けていきたいものです。