練乳を作ってみた

 昨年8月、「深煎り焙煎の香り豊かなコーヒーに、甘い練乳を思いっきり注入!」(ローソン公式サイト)という謳い文句で「悪魔のコーヒー 180ml 」が発売され、ロブ大注入!を味わいました。その後、11月にはファミリーマートより「森永 た~っぷりミルクの練乳ラテ」が先行発売されます。 

 今年に入って、ローソンから128日より、砂糖を6割増加させてリニューアルした「悪魔のコーヒー II」を発売されています。さらに、日本マクドナルド(東京)からは、すっきりとした後味の練乳入りコーヒー「ベトナムコーヒー風 練乳アメリカーノ」を「マックカフェ バイ バリスタ」併設店舗で発売と、練乳入りの甘ったるいコーヒーが人気のようです。 

 つい先日も、お客様から「多治見にオープンしたベトナム料理店で、ベトナムコーヒーを飲んだら家でも飲みたくなった。」と言われ、作り方を尋ねられたので「濃いインスタントコーヒーに、練乳は大量投入!」と話しました。 

 その時、練乳っていったい何?ふと、そう思ったのです。牛乳と砂糖でできているくらいはイメージしていたものの、何か特別な製造方法でもって作っているのだろうか?くらいにしか想像していなかった私は、急に気になりだしてきます。そこで、製菓用に保管していた森永ミルク(加糖れん乳)のパッケージを見ると、原材料名には生乳(国産)、しょ糖(44.4%)のみです。「へ~?そうなんだ。」と改めて驚き、「じゃあ、作ってみようか!」と思い立ちます。 

 レシピ・サイトを見ると作り方はたくさんあり、単純に煮詰めるだけでよさそうです。100ccの牛乳(国産)に、45gの砂糖を鍋に入れ、沸騰させた後に弱火にし、ゴムベラで混ぜながら煮詰めていきます。最後に、とろみがついたら鍋を冷水で冷やして完成です。見た目も味も全く同じ。意外に簡単にできますが、保管のことを考えると市販品を購入した方が楽ですね。 

 明日は、この練乳を使ってベトナムコーヒーを淹れてみようかな?