楽しんだ公民館講座

 今日は、泉西公民館でのコーヒー講座の日です。予定日はすっかり忘れていたものの、さすがに当日は、朝から準備を怠らずに出かけました。今年で3年目の6回を数え、定休日である月曜日の午前中という開催日の条件付きで、尚且つ、初めての方に限るといった要件を設けていることから、さすがに今回は定員の12名を割り込み7名の参加となりました。けれど、一人で12名全員に目配りすることは出来ず、スムーズな進行に苦労していたこともあって、正直ホッとしていたのです。 

 毎回、参加者にはコーヒーの淹れ方云々よりも、コーヒーの楽しみ方を伝えていますが、それ以上に、自分自身がこのイベントを通じて楽しもうというのが目的です。普段お店にこられていな人と触れ合いながら、好き勝手に色々なコーヒーを飲ませたり、初めての経験をしてもらいながら、その反応を見るのを楽しんでいるのです。 

 今回も、コーヒーの基礎知識を説明した後、毎回のごとくベトナムのロブスタのブラックと練乳入りの試飲、マキネッタで淹れたコーヒーと、イブリックで淹れたコーヒーの試飲をしてもらいました。そして、ハリオV60を使用したペーパードリップの体験です。昨年までは松屋式の金枠を使用していましたが、今年から、参加者が日常使用している器具に近いドリッパーとしてハリオV60に変更してみました。 

 先ずは、ハリオが勧める淹れ方を見てもらい、粉の量、蒸らすお湯の量、蒸らし時間をしっかり測って注湯の流れを理解してもらいます。その後、ブラジル、コロンビア、グアテマラ、エチオピアのナチュラルとウオッシュドを順に淹れてもらい、味覚の違いを感じてもらいました。測って淹れる習慣のない方ばかりなので、お湯を多く入れ過ぎたり、細く注げないこともありましたが、思った以上に段取りよく進みます。 

 残った時間を使って手網焙煎体験です。一人1回挑戦してもらい、50gのパプアニューギニアの生豆をサンプルの焙煎豆に近づけるよう、タイマーを見ながらシャカシャカとカセットコンロの上で振り続けてもらいます。飛び散るチャフが頭に乗ったり、コンロの周りに散らかるのも忘れ、生豆が徐々に焙煎されていくことに喜ぶ参加者を見るのは、毎回のことながら楽しいものです。 

 忘れていましたが、ケニアの豆を使ったコーヒープレスの抽出も行い、そのままのコーヒーとペーパーで濾したコーヒーの飲み比べも行いました。そうなると、7種類のコーヒー豆を試飲し、1種類のコーヒー豆をお持ち帰りしてもらったことになります。考えてみれば、これで参加費500円はメッチャ安い!!ってか、こういうのが自分の時も近くであったら良かったのに。そんな想いもあって、この公民館講座を引き受けたのです。 

 でも、お店に戻って片付け作業が終わると、疲れがドッと出てきます。 

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コメント: 2
  • #1

    あべちゃん (火曜日, 29 10月 2019 07:40)

    ご老体に、お疲れさまです(笑)

    毎回盛りだくさんの講座
    参加者の方々は、楽しまれたと思います

    よかった、よかった(笑)

  • #2

    まめ蔵 (火曜日, 29 10月 2019 09:10)

    正直、疲れました。ご老体に反論も出来ない。
    そんな訳で、初めて岩盤浴なるもので体を休めてきました。