いつものように開店前に焙煎を行い、ハンドピックをしながらお客様を待っていると、「おはようございます!」という声と共にドアが開きます。「こないだの美味しかったです!」といって、夜勤明けの男性がケニアのエンデベス農園ナチュラルをお買い求めになりました。
偶然にも、昨日最初に売れた豆もケニアのエンデベス農園ナチュラルであり、「意外に売れてるな。」程度にしか思っていなかったものの、ハンドピックを終えてパソコンからデータを見てみると、3月の販売ランキングは、
1位:グアテマラ アンティグアSHB
2位:ケニア エンデベス農園ナチュラル
3位:ケニア マサイAA
4位:コロンビア マクダレナSUP
5位:まめ蔵ブレンド
と、2番目に売れているではないですか?「意外に売れてるな。」ではなく、「意外と売れてます!」なのでした。
この豆は好き嫌いがはっきりしていて、試飲でお客様へ提供していても必ず売れるという確信がもてなかったものでしたが、「面白い!」というだけで取り扱いを始めたので、正直あまり期待はしていませんでした。けれど、こうした目に見える形で反応が解ると何だか嬉しくなります。
ハンドピックで3分の1くらい減ってしまい、テンションがめっちゃ下がってしまうコーヒー豆でも、手を掛けただけのことはあると思いつつ、4月の売れ行きを再度みてみようと思うのでした。
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