11月11日は、「ポッキー&プリッツの日」をはじめ「きりたんぽの日」など45個もの記念日あるそうですが、そんな日に美濃加茂市のコクウ珈琲で「4人の焙煎」というイベントが行われます。4人とは「帰山人の珈琲遊戯・コクウ珈琲・星屑珈琲・吉岡コーヒー」といった、「日本珈琲狂会」主宰や珈琲屋の店主の面々です。
TwitterやFacebookの画像が粗すぎて読めないと思うので、内容を書いときます。
「焙煎」なぜ彼らは豆煎りをつづけるのか
なぜ彼らはその魅力にみせられたのだろうか。
シャンシャンシャンシャン日々シリンダーの中で豆を鳴らせ もったりとした独特な匂いに包まれながら視覚、聴覚、触覚、味覚、臭覚 5つの感覚が導き出す答えを探している。
四人の焙煎には、それぞれの哲学があり道具や焙煎の過程にもあらわれる。
彼らの話に耳を傾け「焙煎」という言葉の奥にある何かを感じてみてはどうだろうか。
日時:2018年11月11日
①13:00~14:30
②17:00~18:30 各定員25名(予約制)
会場:コクウ珈琲(美濃加茂市)
内容:・4人が焙煎したコーヒーの飲み比べ
・4人の「焙煎」についてのトーク
・飲み比べのコーヒーを、各々の抽出方法で説明しながらドリップ
・4人それぞれのコーヒーを販売
料金:各回3,500円
といった内容です。
なぜ、他の珈琲屋のイベントを紹介するのかというと、先月、「コーヒーの焙煎を教えていますか?」という電話があったからです。
その方は、ある場所でコーヒーの抽出などを学ばれ、カフェを開業したいそうなのですが、コーヒーの焙煎にも興味を持って自家焙煎の店にしたいそうです。焙煎を学ぶ場所についてはネットで色々と調べたようで、近場にないことを理由に電話をかけたんだとか。まめ蔵では「焙煎体験」は行う事はあっても、開業者向けに指導はできないこと、焙煎を学ぶ場所を数か所紹介し、焙煎を含めてコーヒーについて時間をかけて学ぶことを勧めたものの、春にオープンする計画なので時間がないとのことでした。
そんな話を聞くと、ついついお節介の虫が騒いでしまい、オープン延期を勧めたり、別の角度でコーヒーを学ぶことを勧めたりと、余計なことを言ってしまいました。まったく、どんな人かも分からないままアドバイスする訳ですから、相手にとってはいい迷惑というものです。
そんなことがあったものですから、今回の「4人の焙煎」というイベントが少しでも参考となればと考えたのでした。もっとも、電話をかけた方がこのブログを見るのかも分からないにも関わらずなのですがね。
コメントをお書きください
帰山人 (木曜日, 04 10月 2018 13:38)
催事を紹介していただきまして、深謝申し上げます。
言うまでもなく私たちの催しもまた、「開業希望者に向けて焙煎を教える」目的のプログラムではありません。そういう動機の方々に参加いただいて一助になるのであれば、それもまた好しではありますが…
それより何より本当はまめ蔵店主にお越しいただいて、「あんたら何やってんの?」とツッコミまくって欲しいんですがねぇ(笑)
まめ蔵 (木曜日, 04 10月 2018 15:30)
催事を勝手に自分の都合に利用したというのが実態なので、こちらこそ失礼いたしました。電話で焙煎のことを聞かれた際、焙煎をはじめるに当たって中途半端に取り組んでもらいたくないという気持ちもあり、今回の催事の『彼らの話に耳を傾け「焙煎」という言葉の奥にある何かを感じてみてはどうだろうか。』という言葉どおり、電話をされた方にも感じ取って欲しかったのです。
ツッコミ入れるべき人は珈琲狂の方ではないかと思っていますが、いかがでしょうか?同業者では言葉を選んでしまうというものです。