珈琲屋っぽく

 今年一年を振り返りながら、コーヒー豆の販売推移をグラフにして確認してみました。2015年5月から珈琲屋として開業し、2017年12月までの間に徐々に珈琲屋として知られだし、少しずつコーヒー豆の販売量が増えてきました。全くのゼロからのスタートだったこともあり、本当に手さぐりの中、コツコツと新鮮なコーヒー豆を提供することを最優先に取り組んだのをはじめ、同時に、コーヒーを提供することを楽しみながら、興味を持った豆をお客様へ紹介したり、コーヒーの事やコーヒー産地の事を知る喜びを感じていました。そんなこともあってか、多くのお客様に支えられた結果がグラフに表れていると考えています。改めてグラフを見ていると、少しは珈琲屋っぽくなったかな?って思ったり。

 人が集まるお店を始めたことで、様々な人と出会う機会を得ることができました。何十年ぶりの友人や同級生、サラリーマン時代に知り合った方々とコーヒーを通じて再び出会ったり、地域の方々との新しい出会い、コロンビア・エジプト・フランスといった外国の方、公民館講座からお誘いで生まれた出会い、某コーヒー店のマネージャーや珈琲狂の来店、手話サークルを続けていることから多くの聴覚障害者も来店されました。本当に充実した日々を過ごせたことに感謝するばかりです。

 コーヒー豆の販売は地域性や立地などから大きく増えることはないと思いますが、量より質に重点を置いて、今以上に楽しみながら珈琲屋を続けていきたいものです。自分自身が楽しめなくては、来店いただくお客様もコーヒーを楽しんでもらえませんから。

 そんな事を考えながら一年を締めくくります。ありがとうございました!