メニューブック

 昨年の11月にメニュー表の案を作っていましたが、今回は最終工程です。価格設定と品ぞろえを決めるのですが、最後まで迷ってしまいました。その原因は、「やりたいことと、できることは違う」ってことに尽きます。 

 当面は全て一人で接客を行うことを前提にしているので、どこまで絞って行うのか?お客様の期待を裏切ってしまうのでは?他店では当然のメニューが載せられない。でも、この店らしいメニューも載せたい。そんな葛藤を長い間行ってきました。

 ここ数カ月の間にも、多くの自家焙煎店を巡ってきました。その中で「最初から無理してはダメ!」とアドバイスをいただいた店主の方もいました。メニューを増やすのはいいけど、減らしたらイメージダウンになるので、「これも増えました!あれも始めました!」というプラスのイメージなるような展開が望ましいことも分かっているものの、メニューブックという形にすると、ついついカッコつけちゃうんですね。そんな訳で、「あれもない、これもない」ところからスタートしようと思います。