コーヒー関連袋の準備

 自家焙煎珈琲店として、コーヒー豆の販売に欠かせない袋の準備があります。コーヒーを入れる袋や手提げ袋等、実際に多くの店舗で渡される物を参考に決めていきますが、第一に考えることは、一週間程度で飲みきれる量の袋にすることです。

 コーヒーは焙煎時の化学反応で炭酸ガス(二酸化炭素)が発生します。そして、その炭酸ガスとともに香りも放出されるのです。特に焙煎から一週間の間に40%の炭酸ガスが出ると言われるほどです。ですから、一週間で飲みきる量の袋であること、コーヒー豆から放出されるガスで袋が破損しないように、ガス抜きの特殊なシール加工がされた物を使用することにしました。

 いろいろシュミレーションしながら試行錯誤の毎日ですが、良い物を提供したいと考える時間は苦になりませんね。不思議なものです。