恵那市山岡町は岐阜県の南東部に位置し、冬は乾燥し朝晩の冷え込みが激しい内陸性の気候の特徴を活かして、古くからこの冬期に寒天の生産が盛んで、特に細寒天(糸寒天)の生産量は全国一だそうです。ローカルニュースでは、この時期には必ず、田んぼ一面に凍結乾燥させた寒天が放映されます。
今日は、そんな冬場の風物詩を眺めながら、山岡町で働く元同僚の所へでかけてきました。退職後約2年ぶりの再会となるため、これまでの経過や開店準備の模様などを話しながら、交友を温めていたところ、近くで昨年春から自家焙煎店を始めた方がいるというので、のぞいてみました。
左の外観のお店「自家焙煎珈琲と手作りおやつの店 milou ミル」です。ただでさえ田舎の道から外れた場所で、友人から聞かなければ絶対分からないという場所で、ご夫婦二人でお店を経営されていました。お話を聞くと、ミルは名古屋市本山で15年間営業した後、ご主人の実家である山岡町へ昨年移転されたそうです。特徴は、極深煎りのコーヒー豆です。最近は多くの自家焙煎店で浅煎りや中煎りの豆が多い中、極深煎りの豆は久しぶりに出会いました。コスタリカを飲みましたが、甘さとコクが際立っています。抽出はコーノ式で淹れてもらいました。コーヒー好きにはたまらない空間です。
お二人から自家焙煎店を始めるにあたってのアドバイスを色々いただきながら、コーヒーに対するこだわりをお聞きして、楽しい時間を過ごすことが出来ました。今度は、妻を連れて行こうかな。
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