■ 2018年8月 ブログ

プラスチックごみ

 家具販売大手のイケア・ジャパンは29日に、2020年までにストローやビニール袋といった使い捨てプラスチックを使った製品の全てを廃止すると発表しました。再生可能な原材料に切り替えるなどし、環境保護に取り組むそうです。そして、2030年までには、商品の全ての原材料を再生可能であったり、リサイクルであったりするものに切り替えるという計画のようです。
 最近、スターバックスなどプラスチック製ストローの廃止を決定する企業が相次いでおり、海外では国全体でストローなどプラスチック製品を禁止するところも多いようです。特に、コスタリカ沖でテキサスA&M大学の海洋生物学調査チームが見つけた、プラスチック製のストローを鼻に詰まらせた、ヒメウミガメの動画が3000万回以上再生された動画がマスコミで取り上げられた以降、ストローは海で暮らす生物を脅かしているプラスチックごみの象徴になったようです。
 コーヒーの産地であるグアテマラでも、来年からアンティグアでビニール袋が禁止されるそうです。代わりにトウモロコシで作られたバイオビニール袋が使われるそうですが、アンティグア以外の町や村では禁止されないために、現地では情報不足で混乱しているらしいのです。
 さらに、アフリカのコーヒー産地でもあるケニアでは、この8月28日からビニール袋(ポリ袋)が法的に禁止となり、製造・販売・輸入は当然ながら、使用した場合も最長で4年の禁固刑か最高4万ドル(約430万円)の罰金刑となる可能性があるといいます。そのため、生分解性ポリ袋に加え、マニラ紙でできた袋や、カンバスや黄麻といった布製の袋を代わりに使用するよう求められているようです。けれど、メーカーが製品の梱包に使用するポリエチレンは禁止対象になっていないという矛盾も抱えてもいます。
 グアテマラやケニヤでは、日本のようなゴミの分別収集や焼却処理が出来ていないための強行手段なのですが、世界的にもプラスチックごみの規制が広がっています。日本でも中国のプラスチックごみ輸入停止に伴い、今後ますますイケア・ジャパンのような企業が増えてきそうです。
 プラスチックごみに限らす、賞味期限切れによる廃棄食品や飲食店による食べ残しごみなど問題山積なうえ、そうした対策を行っているかのようなエコ活動をPRに利用する企業も現れるなど、表面的なエコに惑わされることにもなりかねません。また、化石燃料の化学製品を止めたとしても、生分解性ポリ袋などを作る際には化石燃料を使用する訳で、エコといってもエ~コことばっかりではないのです。
 さて、お店で使用しているコーヒー豆を販売する際に使用している袋、どうしたもんでしょうか?

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コーヒーが冷めないうちに

 「本屋大賞2017」にノミネートされた川口俊和の同名ベストセラー小説を、有村架純の主演で映画化された「コーヒーが冷めないうちに」が9月21日から劇場公開されることになります。

 この映画は、時田数が働く喫茶店「フニクリフニクラ」の、ある席に座ると望み通りの時間に戻れるという不思議な噂があり、過去に戻るには面倒なルールがいくつもあるものの、その全てを守った時、優しい奇跡が舞い降りるという話です。

 映画の公式サイトによれば、非常に面倒くさいいくつかのルールについて、

・過去に戻って、どんな事をしても現実は変わらない

・過去に戻っても喫茶店を出る事ができない。

・過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ。コーヒーが冷めないうちに飲み干さなければならない。
・過去に戻る席には先客がいる。席に座れるのは、先客が席を立った時だけ。

・過去に戻っても、喫茶店を訪れたことのない人には会う事ができない。

とあり、並び順や文言が原作と多少異なるものの、ほぼ同じ内容でした。

 予告編を見てみると、ポスターをパロって作った私の画像とは大違い、可愛い有村架純が登場し、中年太りのオジサンがいるお店とは別世界です。当然のごとく、薬師丸ひろ子、吉田羊、石田ゆり子、波瑠のようなお客さんは実際に来店されることもなく。映画や小説の世界は夢をみているようなものなのです。

 だいたい、「後悔先に立たず」です。すでに終わったことを、いくら後で悔やんでも取り返しがつかないのですから、過去に決断した自分を認めたうえで、これからの決断に活かすしかないのだから。今の自分はそうした後悔の上に存在することを理解すれば、未来に向けて歩けるというものです。

 「コーヒーでも飲んで目を覚ませ!」って言ってやりたいのですが、よく考えてみれば、お店には目が覚めるような苦いコーヒーはありませんでした。

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一色大提灯まつり

 今日は早朝から急いで焙煎機の煙突などを掃除をし、西尾市一色町にある「一色諏訪神社」へ向かいました。この一色諏訪神社は、永禄年間(1558~1570)に信濃の諏訪大明神の分霊を勧請して創立されたと伝わっており、毎年8月26日・27日には「三河一色大提灯まつり」が行われるからです。前日にテレビのニュースを見て、ちょうど開催日が定休日と重なったこともあって、急遽出かけることにしたのです。
 大提灯まつりの起源は今から遡ること450年程前となり、初秋になると毎夜海の魔物が現れ、人畜農作物を荒らしていたそうです。そこで、村人たちは諏訪神社のご神前に魔鎮剣(ましずめのつるぎ)を奉り、大篝火を焚いて悪魔退散を祈ったところ被害が無くなったと言われています。その後、100年ほどの間は神事として篝火を焚くことが続きましたが、寛文年間(1661~1672)に提灯を献灯する祭りになっていったようです。そして、江戸中期には、経済的な余裕も生まれたことから、提灯の上部に覆いが付けられたりと華美なものになっていき、どんどん大きくなり、現在の全長6~10mの巨大な提灯6組12張と姿へと変わっていったのです 。愛知県指定有形民俗文化財として認定されている、歴史ある大迫力のまつです。
 事前に会場駐車場を調べると、一色公民館が一番近くにあることが分かり、駐車場から歩いて8分ほど行くと、まつり会場へ向かう人たちを見つけます。その後について歩くと、ド~んと大きな提灯が目に入りました。さらに境内の中には2張ずつ、6組の大提灯が姿を現しました。思わず「でかい!」と声が漏れるほど壮観な光景です。この6組の大提灯は、町内の上組、中組、大宝組、宮前組、諏訪組、間浜組の氏子さんたちによって献灯されており、境内の周りには各組の大提灯を保管する建物がならんでいました。
 そんな大提灯まつりを見た帰り道、西尾市に来たら立ち寄らねばとフレーバーコーヒーに行きます。諏訪神社の境内の屋台で買った広島焼きを差し入れし、代わりに頂いたアイスコーヒーを飲みながら、店主の中川さんと大提灯まつりについて話をします。地元ならではの大提灯まつりへの思い出を聞きながら、美味しいコーヒーの余韻を楽しみ帰路についたのです。それにしても、今日も暑い!

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焙煎体験会

 お店の業務用焙煎機を使用して焙煎体験会を行ってきましたが、今回で何回目になったのでしょうか。夏や秋に行ったり、午後7時から開始していたのを少しは早めて午後5時からと、工夫を重ねながらコーヒー豆を購入される方を対象に実施しています。

 焙煎体験会といっても、コーヒー豆の基礎知識から始まって、焙煎機の構造を参加者に直接触って知ってもらい、ほぼ一人で点火から焙煎途中の煎り具合の確認、そして煎り止めまでを行ってもらいます。

 焙煎時には欠かせない焙煎プロファイルの記録方法や、焙煎度合いによる味覚の変化がどうように変わるかなど、一度に覚えられないほどの体験をしてもらうため、参加者にとっては詰め込み過ぎの感はありますが、せっかく体験してもらうなら、ハンドピックも含めて全てを知ってもらいたいのです。そうした作業を経て、毎回購入するコーヒー袋にコーヒー豆が入っていることを理解してもらうことが、コーヒーを一層楽んでもらえるキッカケになると思います。

 今夜も、そうした焙煎体験をした煎りたてコーヒーを飲み、「思った以上に美味しい!」と喜んでいただけで、一日の疲れが吹き飛ぶ思いがしました。

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市民大学講座

 昨晩は、妻に誘われていた土岐市民大学講座を聴講してきました。この講座は今回が前期の第1回となるもので、毎回セラトピア土岐の3階大会議室で行われるようです。

 講師は岐阜大学応用生物科学部共同獣医学科の志水泰武教授で、演題は『脳の不思議』となっており、「脳の機能についてはわからないことが多く、最後のブラックボックスといわれているくらいです。21世紀は脳の時代と呼ばれ、科学者たちは様々な方法を用いて脳の不思議に挑んでいます。脳の機能がいかに巧妙ですごいものかを実感していたたければ幸いです。」という説明文のとおり、身近な事例を多く取り入れながら楽しく内容になっていました。
 欧米人の脳と日本人の脳の違いや、それに伴う日本人的な絵文字による伝達方法、脳の素晴らしい力や、逆に危うい側面など、現象を通して未知なる脳の仕組みを垣間見ることができました。残念なことには90分の講義とあって、資料の全てについて話を聞くことができなかったことです。機会があれば続きを聞いてみたいものです。

 最後に繰り返されたことは、人間と動物の脳の一番の違いは前頭連合野の大きさであり、各動物との違いを示しながら、家族と同様な擬人化した考え方をしない方が良い点や、この部分があるからこそ人間が人間らしいのであって、人間が唯一自分が必ず死ぬことを理解して生きているからこそ、宗教にによって死の恐怖を減らすのだといった内容でした。

 人間が人間らしいからこそ、いろいろ煩わしいことや集団社会での人間関係に悩んだりするんだろうな。そんな面倒な部分も人間らしさと言われたら、付き合うしかないもんね。「人間だもの。」

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土神と狐

 お店に飾ってある絵は、イラストレーター中山尚子さんの「よだかの星」をテーマに描かれた連作の中の4作品です。その中山尚子さんから手紙が届き、瑞浪市市之廣太記念美術館で9月22日(土)から10月21日(日)まで、中山尚子原画展 [ 土神と狐 ] -宮沢賢治作品より-が行われる案内状でした。

 また、この原画展に合わせて、瑞浪市総合文化センターにおいて、9月29日(土)に絵と音楽と朗読による「土神と狐」が企画されています。「よだかの星」も同様に宮沢賢治作品をモチーフに、絵と音楽と朗読によるイベントが行われていたので、久しぶりに感じていましたが、今回の作品19点を2年がかりで制作されたようです。

 難解な宮沢賢治作品の中でも異色ともいえる童話の「土神と狐」は、中山さんの手紙に書かれたとおり、男女の愛をテーマに、人間の持つ沢山の愚かさや、業や、哀しさなどが浮き彫りになる心に深く刻み込まれる作品です。その物語の情景をどのように19点の作品に描かれているのか、定休日の月曜日が祝日の日を楽しみにしています。

 それにしても、宮沢賢治がなぜこのような物語を書いたのでしょうか。賢治の中にも荒れ狂う情念のような土神と、知的にスマートに自分を装う狐という、二人の自分があったのかもしれません。生々しくドロドロとした激しい土神のような自分の感情を嫌い、狐のような知性の衣でそれを包み、それを隠そうとしてみるものの、所詮取り繕う程度の中身のない実態を自嘲するようで、なんとも哀れな気がします。

 そんなことを考えていると、先日ブログに書き留めた楡野仙吉の言葉を思い出します。『人間ちゅーのはな、オトナになんかならへんぞ。ずーっとコドモのままや。競争したら勝ちたいし、人には好かれたいし、お金は欲しい・・・ハッハッハッハッ』です。「土神と狐」のような人間の深い業とまではいかないものの、人間の未熟な面を素直に認めてしまう方が気楽なのかもしれません。

 作品のことを思い出していると、お店の中にも時々、土神や狐に似た姿を見たりしますね。ただし、樺の木は見つけられません。

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不快な電話

 お店にいると、時々営業の電話がかかってきます。「〇クサスの〇〇です。集客のことでお電話しました。オーナー様はおみえになりますか?」早口な言葉に、「TOYOTAレクサス?」と聞き返したら、〇クサスだと言う。まめ蔵という店名も店主の名前も言えない電話は基本無視なので、「いません。」と答えると、何も言わずに電話を切ってしまった。

 世の中便利なもので、こうした電話セールスに困った人たちの情報サイトがあり、この〇クサスという会社もしっかり載っていました。ホームページ作成やアプリを売り込む会社のようで、基本的に電話でアポを取るだけの専門部隊であり、アポを取ると別会社の営業マンが何時間も粘って無理やりのように契約するんだとか。それも契約解除できないそうです。

 こうした電話セールスに毎回不快な思いをしているものの、減るどころか増える一方で、ネット上には『投資用不動産マンションを販売している営業マンは、電話営業だけで、一回もお客様と会うことなく、数千万・数億の物件を売りきってしまいます。』とか、『一回の電話でお客様と会うことなく売り切ってしまう「医療保険を売っている営業マン」もいるのです。』などと宣伝して、ノウハウ情報を販売する業者も存在します。それも数多く。

 世間では、振り込め詐欺が未だに続いていたり、儲け話に乗っかって大金を失う人がいるわけですから、電話だけで儲けようと企む人たちが居ても何ら不思議ではないかもしれませんが、防備をしながら生活しなければいけないのも悲しいものです。

 そんな世知辛い世の中でも、ここ「まめ蔵」に来れば癒しの時間が過ごせるよう、心を込めてコーヒーを淹れ続けていきたいですね。 

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珈琲屋の持続可能な未来

 

 今年も9月に行われるSCAJ2018に行く予定です。SCAJ2018の正式名称は「SCAJ ワールド スペシャルティコーヒー カンファレンス アンド エキシビション 2018」と長い名前で、日本スペシャリティコーヒー協会が主催する会議と展示会ってことでしょうか

 今年のテーマはThe Sustainable Future of Coffee「コーヒーの持続可能な未来」らしく、私が過去に行った際のテーマは、2014年「サプライズ」、2015年「多様性への招待」、2016年「多様性と革新」、2017年「革新の時」、そして今回の「コーヒーの持続可能な未来」と、「多様性」から「持続可能性」へと移り変わっていきます。

 いずれも、コーヒーセミナーでは聞き慣れた言葉であり、会場でどのように具体化されるのか確かめに行きたいと思っています。そして、本年の開催が15年目になるとかで、それを記念して会場を大幅に拡大して昨年の約1.6倍、過去最大の会場面積となるため、配分を時間考えながら隈なく見てまわる計画です。

 個人的には「コーヒーの持続可能な未来」よりも「珈琲屋の持続可能な未来」を考えながら、何かしらヒントやアイデアが思いつかないかコーヒーまみれの時間にしたいものです。空気のきれいな田舎でコーヒーの香りを楽しむのも良いのですが、時には大都会の汚れた空気の中で、商魂たくましい人たちに囲まれ、多少汚れてみるのもありだと考えています。

 ひとつ気になるのは、SCAJ2018のロゴデザインがパッとしません。地味ですな~。

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カメラを止めるな!

 今日は、映画「カメラを止めるな!」(監督:上田慎一郎)を観に行ってきました。名古屋駅裏にあるミニシアターのシネマスコーレで上映が始まった頃から見に行きたかったのですが、お店の定休日に予定が入ってしまい中々都合が合わず、上映館が増えて行きやすくなったミッドランドシネマ名古屋空港へ行ったのでした。
 この映画は映画業界の著名人や芸能人たちが絶賛しており、話題性もあって各地の映画館で上映が始まり、先週あたりからマスコミが何度も取り上げていました。ゾンビ映画なのに笑える?低予算のB級映画にしては出来過ぎ?ワンカットの長回しが新鮮?などと、とにかくすごい!面白い!と評判の映画なのです。
 映画館に入ると、夏休みにも関わらず観に来た人は中高年ばかりで、前評判の割には空席もそこそこあって、何だかちょっと様子が違います。96分の映画にも関わらず37分ワンカットゾンビ映画で、残りの59分はネタバレの連続で館内が爆笑に包まれるってマスコミは言っていたけど、意外にも笑い声は少ない。観た人は、あまりの面白さに、この59分は内緒にしたいらしいのですが、隠すほどでもないと思ってしまいました。
 けれど、期待以上の映画であって、充分楽しめる内容に大満足です。低予算を感じる撮影現場やスタッフなのに、要となる役者がいい味出して安っぽさを感じさせません。家族からは尊敬されておらず気弱な男が、代役として狂気じみた監督役を演じ「本物をくれよ!恐怖に染まった本物の顔、顔、顔!」と変貌する部分や、 ガチなゾンビに襲われていくスタッフの極限状態を、狂気にかられたメイク役の「ポン!」と発する拍子抜けした声がアクセントになっています。
 ゾンビ映画と、そのメイキング映画、さらにはエンドロールに映る本当のメイキング映像と、最期まで飽きさせない内容に、思わずオススメしたくなりました。でも、低予算なのでスケール感はありません。あるのは映画作りが好きな人たちの姿です。

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明治村で涼む

 多治見市東栄町にある「ギャルリももぐさ」で、8月18日と19日に「珈琲屋」出版記念として「大坊珈琲店 in 百草」と題したイベントが行われました。大坊勝次氏がネルドリップで珈琲を淹れるというので、コーヒー好きのお客様にお話ししていたところ、2組の方がイベントの帰りに立ち寄ってくれたのです。
 夫婦で行かれた方は二人共異なる感想を話され、11時の開店時間に行った方は人数制限で整理券が手に入らず、ガラス窓越しにコーヒーを淹れる姿を目にしたことを話されました。いずれも特別なコーヒーのある空間を体験されたようで、日常の特別感もない私の店で、普通のコーヒーを飲みながら気軽に会話を楽しむ時間とは対照的のようです。
 あいにく、近くで行われたイベント期間中も営業していた私には非日常を体験出来なかったため、今日は早めに店を閉め、妻と娘の三人で浴衣を着て「宵の明治村」にて非日常を体験です。
 先ずは、娘が「宵の占い体験館」に占い体験。場所が前橋監獄雑居房とあって、タロット占いの効果は微妙だったようです。そして、射的でドラえもんの貯金箱をゲット!名古屋名物のきしめんや、イメージ写真とは程遠いかき氷で腹ごしらえし、村内を散策して呉服座で行われるマジックショーを堪能し、ジャズを聴きながら打ち上げ花火の時間を待ちます。
 日本人でありながら浴衣を着る機会もめっぽう減り、こうしたイベントがなければ夏の情緒を楽しめないのは残念ですが、比較的近くに明治村があるおかげで大輪の花火を眺めながら、夏のひと時を満喫できます。それにしても随分涼しくなったものです。

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夢を形に

 誰でも寝ている間に夢を見ると思うのですが、私の場合は毎朝、見た夢を妻に告げています。時には、話そうと思った頃には忘れてしまうこともあり、夢とはそんなものだと妙に納得してしまうのです。

 ところが、今朝に限っては記憶にはっきり残っています。何せコーヒーに関する夢だったからです。馬鹿馬鹿しい夢の内容は、「自家焙煎珈琲店を何件か巡っていると、気になるお店に出会いました。中に入ると色々なコーヒーが並ぶ中に、インスタントコーヒーと書いた三角形の小袋があります。自家焙煎珈琲の店なのにインスタントとは変だと思い店主に尋ねてみると、細かく挽いたコーヒーが入った袋をカップに入れれば、インスタントコーヒーのように気軽に飲めるという説明です。」おかしな内容なのですが、夢の中では随分感心し、「これはいいことを聞いた。」と喜んでいる自分がいました。 

 そんな夢のことが気になって、お店に着いてから早速夢に出てきたコーヒーの小袋を作ってみました。そして、その小袋をカップに入れてお湯を注いでみるのですが、やはり充分コーヒー成分が抽出できず、やや茶色の薄い味の付いた液体にしかなりません。その結果に、夢の中の出来事なのだと納得したものの、夢を形にしてみることを楽しんでみたのでした。

 味のないコーヒーをすすりながら、「昨日、水出しコーヒーパックを作ったから、こんな夢をみたんだろうか?」と思っていると、以前来店された記憶のある方がカウンターにお座りになりました。前回は初めての来店で、会社勤めを辞めて珈琲屋さんを始めたいと思っていること、ネルで深煎りのコーヒーを淹れる方であることを思い出しました。そして、今回の来店では、その夢を形にしている状態で、11月以降にお店をオープンさせたいということでした。

 私のくだらない夢を形にした事柄とは違い、本当の夢を形にしようとしているのですから、なんとも楽しい話です。これまでの過程や今後の計画などを内容を聞きながら、自分が開業までに行ったことや開業後に経験したことを話し、来店されるお客様対応を見てもらいながら、まるで事例研究のように詳細ない部分について話をすることができました。結果として参考になったかどうかは分かりませんが、お互いにモチベーションの上がる時間が過ごせたと思います。

 「夢を形に」 と遊んでいたら、本当に「夢を形に」に繋がった日になりました。これこそ夢みたいです。

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税務署からの手紙

 税務署から郵便物が届きました。封を開けると「消費税の軽減税率制度に関するパンフレット等の送付について」という挨拶文と2種類の資料です。15ページものの資料表紙には「よくわかる軽減税率制度」と書かれているものの、詰め込み過ぎで、結局よくわかりませんでした。
 軽減税率というのは、2019年10月1日から消費税率が8%から10%に増税されますが、それと同時に実施されるのが軽減税率制度です。「酒類・外食を除く飲食料品」と「週2回以上発行する宅配新聞」は軽減税率の対象品目として、消費税は8%のまま据え置かれます。
 増税と軽減税率制度は、飲食店の経営に大きな影響を与えると言われており。店内で提供する飲食については増税の10%となり、テイクアウトの場合は軽減税率の対象となって8%になることから、利用者にとってはテイクアウトの方が安くなる仕組みです。
 また、自分の店のようにコーヒー豆の販売やクッキーを販売する場合は、飲食料品(食品表示法に規定する食品)となるため8%となりますし、店内で提供するケーキやプリンをテイクアウト(現在は行っていません)する場合は、10%から8%に変わることになります。要は、領収書を発行するとき、店内飲食分は10%、販売用のコーヒー豆やクッキーは8%に区分して表示しなければいけなくなります。
 それにより、レジシステムや会計システムの改修が必要な場合が起きるため、税務署からの資料には補助金制度についても記載されています。幸いにも、お店で使用しているレジシステムや会計システムはオンラインのクラウドシステムのため、時期がくれば修正方法の案内がくると思うので、ハード面の心配はないと思います。ただ、帳簿上の記載変更にともなう入力の煩雑さは否めないかもしれません。
 与党公明党の後押しで始まる軽減税率制度ですが、政権交代でもない限り実施されるでしょうから、少しづつ勉強しながら準備するとしても、頭を悩ませるのは、消費税増税に合わせた値上げという課題です。開業当時と比べてコーヒー生豆は2割前後(ものによっては3割)仕入れ値が上昇しており、ある程度の値上げを増税というタイミングに合わせることになりそうです。

 それにしても、分かりにく資料を読むのはしんどい!

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仙吉じいちゃんの言葉

 いつものように夕食後、妻とともに録画した朝ドラを見ていましたが、妙に納得する言葉がありました。それは、楡野仙吉が孫の鈴愛に話した言葉で、『人間ちゅーのはな、オトナになんかならへんぞ。ずーっとコドモのままや。競争したら勝ちたいし、人には好かれたいし、お金は欲しい・・・ハッハッハッハッ』です。以前に鈴愛に対して、『どうにでもなる、大丈夫や。人間は強い、人間は、ことのほか強い。』という言葉もありましたが、仙吉じいちゃんは時々心に残る言葉を発してくれます。今日の『人間ちゅーのはな、オトナになんかならへんぞ。ずーっとコドモのままや。』ってのも、日々の生活や来店されるお客様を見ていると、つくづく納得してしまうのです。
 よく「いい年をして。」と、年甲斐もなく勝手な行動を取ってしまう人を見たり、落ち着きがなく、わがままな態度に遭遇すると、「自分はそんな風にはなりたくないな。」と思ってみたりするのですが、現実には、競争したら勝ちたいし、人には好かれたいし、お金は欲しい、といった気持ちを素直に表す方や、そうした会話が日常的に行われる様子を見て、複雑な気分を味わっていました。けれど、『ずーっとコドモのままや。』と言われて、「それならば仕方がないかな?」なんて思えてくるから不思議なものです。
 確かに、コドモ心は残しておきたいものの、店舗経営をすれば競争意識も必要だろうし、お客様には好かれたいし、持続可能なお金も欲しいし、仙吉じいちゃんの言葉通りかもしれません。これでは、仏様のような人間になってあの世に行けそうにもありません。(しばらくは)

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牛乳出しコーヒー牛乳

 何とも分かりにくいタイトルですが、水出しコーヒー用パックを水の代わりに、市販の牛乳に使用しただけの事です。でも、想像以上に美味しくてびっくり!ガムシロを適量加えると、濃厚で味わい深いコーヒー牛乳になるんです。

 今朝コーヒーパックを入れ、夕方に試しに飲んだので、漬け込んだ時間は9時間といったところでしょうか。市販のコーヒー牛乳の色と比べて薄いので、「こりゃ、まだまだ時間がかかるかな?」と思っていたのですが、飲んでみるとコーヒーの味と香りがしっかり浸み込んでいます。一度お試しあれ!

 今日はお盆休み中とあって静かな店内です。クッキーを焼いたり、お客さんと楽しい会話を楽しんだり、休んでいては味わえない時間を過ごすことができました。そして最後に美味しいコーヒー牛乳を飲んで一日を締めくくりました。

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暗中模索しながら

 しばらくブログを記録することが出来なかったのは、ホームページを修正して現実に合わせたシンプルな内容にすべく、暗中模索の中でパソコンを操作していたからです。その間、色々な画面が登場して「何だ?」と思われた方もあったでしょうが、結果として、現在の形に収まりそうです。

 これまでホームページの多くの情報を載せすぎたこともあり、その情報が更新されないままでは意味を持たないコーヒー産地の話や、誰も読まないであろう情報があったことから整理しました。また、コーヒー豆のネット販売についても、店頭での販売や喫茶営業を全て一人で行っていることもあって、当面はネット販売画面を閉鎖しました。これまでご利用いただいた方々には申し訳ないのですが、直接電話での対応とさせていただきます。

 また、ホームページの画面がパソコンとスマホで表示内容が異なることに対応し、スマホ片手に修正していたため、頻繁に画面が変わっていたのでした。まだまだ修正途中なのですが、定休日を使用した半日がかりの変更も、一旦間隔を置いて様子を見ることにします。あ~、疲れた。

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葉書の送付準備

 コスタリカのガンボア農園ブラックハニーが入荷したため、さっそく取り寄せ販売を開始しました。それに合わせたお知らせ葉書を出すため、昨日は郵便局へ暑中葉書を購入ため出かけたり、宛名や告知の印刷を行いました。そして、昨晩描いた絵手紙を今朝スキャナーで読み取り、葉書に印刷して発送準備完了です。

 我ながら短期間に集中して行うことができ、まだまだ「まめに」動けると自己満足していますが、5年後・10年後には「ずく」が無くなるのかな?なんて思ってみたりします。※「ずく」とは根気、根性、ヤル気、辛抱強さといった、物事に立ち向かう気力のことで、長野地方を中心に使う言葉です。

 今回の葉書は、今年ご来店されコーヒー豆を購入されたリピーターを対象にしたため、顧客データを改めて確認していたところ、1年振りに来店された方や、もう2年間来店されない方等、お客様の来店状況を知ることができたので、今後のイベント企画に生かしたいと思いました。そして、なによりも開業当初からご利用いただいている方々に対して、感謝の気持を伝える事だけは忘れたくないので、たかが葉書であっても出し続けたいのです。

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コーヒーゼリーを食べ比べ

 サザエさんに登場するカツオではないですが、冷たい物はないかと習慣のように冷蔵庫の扉を開けると、お中元でいただいたドトールのコーヒーゼリーが入っていました。

 「自分が作っているコーヒーゼリーと比べてどうなんだ?」と食べてみると、意外にも強めの苦味が心地よく、「こりゃ、市販のコーヒーゼリーも食べてみなくては!」とコンビニへ行って、3種類を用意して食べ比べることにします。

 食べてみたのは次の通り

①株式会社ドトールコーヒーDSW 「Cofee Jely」

②雪印メグミルク(株) 「ほろにがコーヒーゼリー -まろやかクリーム-」

③株式会社 明治 「明治 魅惑の蜜と むっちりコーヒーゼリー」

④安曇野食品工房株式会社 「珈琲ゼリー」

 とりあえず直ぐに手に入った商品を食べてみたのですが、味や食感に大きな差があり、使用した材料によるところが大きいと感じ原材料名を見てみると、①コーヒー、インスタントコーヒー、寒天が主原料で、②糖類、植物油脂、コーヒー、乳製品、ゼラチン、③ぶどう糖果糖液糖、砂糖、はひみつ、寒天、コーヒー、④果糖ぶどう糖液糖、乳等を主原料とする食品、砂糖、粉末コーヒー、クリーム、寒天、といった内容が記されていました。

 寒天かゼラチンかによっても食感は異なりますし、単にコーヒーといっても、インスタントコーヒーを使用しているであろう中にあって、ドトールはコーヒーとインスタントコーヒーの2種類をブレンドしたり、刻んでパックするものまであり、各社それぞれの個性がありました。

 個人的には、唯一完食できなかった「明治 魅惑の蜜と むっちりコーヒーゼリー」だけは楽しめませんでした。甘すぎる面もありますが、コーヒー味が受け付けなかったのです。趣味嗜好なので何とも言えませんが、やはり、自分で作るコーヒーと砂糖とゼラチンだけの、シンプルなコーヒーゼリーが美味しいですね。市販品の原材料名を見ると添加物いっぱいで、それを見ただけで食指が動きません。

 ちなみに、日本では普通に食べているコーヒーゼリーですが、海外では意外にも珍しい食べ物なんだそうですよ。

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台湾コーヒーを飲みながら

 台湾コーヒーを飲みながら、コーヒー産地の嘉義に関係する映画を見ることにしました。題名はKANO 1931海の向こうの甲子園』(2014年 監督:馬志翔)という作品です。この映画は日本統治時代の台湾から甲子園に出場して決勝にまで勝ち進んだ、日本人、台湾人(中国大陸から移住した漢人)、台湾先住民による「嘉義農林学校野球部」の活躍を描いた、実話をもとにした物語になっています。

 現在のように、各都道府県の代表校が甲子園大会に出場できるルールになったのは1978年(昭和53)からで、それ以前は県大会で優勝しても東北地区、九州地区などのブロック大会を勝ち上がらなければ甲子園の土は踏めませんでした。そして、戦前には満州、朝鮮、台湾の「外地」の代表校にも全国大会への参加が認められており、満州と朝鮮は1921年(大正10)ら、台湾は1923年(大正12)から参加が認められていたのです。この映画は、その嘉義農林が初めて甲子園に出場した1931年(昭和6)にスポットを当てたものです。

 映画の内容については省きますが、興味を持ったのが大沢たかお演じる「八田與一」という役どころです。映画の中では八田與一に関する説明描写が少ないのですが、台湾では教科書にも登場する知られた日本人であり、台湾の農業を変えたといわれる水利事業「嘉南大しゅう」の設計者です。台湾総督府の土木技師であった八田與一は、この嘉南平野に安定した水供給をする灌漑施設を建設することによって、この地を台湾の穀倉地帯にできると考え、「嘉南平野開発計画書」を作り上げ、台南市の北を流れる官田渓の上流の烏山頭に当時東洋一の規模のダムを造り、そこから平野全体に給排水路を張り巡らせました。

 コーヒー産地の嘉義地区の反対側に位置する花蓮地区には、台湾コーヒーの父ともいえる日本人がいました。花蓮港庁庶務課産業技手をしていた国田正二です。彼は年1930(昭和5)に総統府の命を受けてコーヒーの栽培に適した場所を探します。そして、掃叭(サッパ:現在の舞鶴)台地が栽培に適していることを見つけ開拓を始めましたが、山深く毒蛇や猛獣が出没や、台風や伝染病などによる困難の中で開拓を続けます。そして、地元の名士である馬有岳の協力も得て住田珈琲株式会社を設立し、約88万坪を超える農地で生産を始め、地域雇用創出にも大いに貢献したそうです。

 戦争により台湾から甲子園への出場もなくなり、戦時中の食糧増産のためにコーヒーから戦時糧食の生産へ切り替わりましたが、台湾に関わる日本人の存在を知るにつけ、日本統治という時代背景について自分自身が余りにも知識がないことに愕然とします。現代史を端折った学校教育のせいなのか、自分が知ろうとしなかったのか、恥じながら台湾コーヒーを飲んでみるのでした。

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心に残る言葉

 暑が続く中、久しぶりに3作映画を続けて観ました。それぞれ映画の内容は省きますが、心に残る言葉があったので記録しておくことにします。

■海よりもまだ深く(2016年 監督:是枝裕和)

 団地で気楽な独り暮らしを送る母の淑子(樹木希林)が、ダメ人生を更新中の中年の息子、良多(阿部寛)に話した言葉。

『何で男は今を愛せないのかね?いつまでも失くしたものを追いかけたり、叶わない夢みたり。そんなことしてたら毎日楽しくないでしょ。幸せってものはね、何かを諦めないで手にできないものなのよ。』

■湯を沸かすほどの熱い愛(2016年 監督:中野量太)

 主人公の双葉が余命宣告を受けたあとに話した言葉。

『少しの延命のために、自分の生きる意味を見失うのは絶対いや。私には、どうしてもやらなければいけないことがある。』

■サバイバルファミリー(2017年 監督:矢口史靖)

 大阪は停電していないとの噂を信じ、苦労して辿り着いた時の家族の会話。

息子『だったら親らしいこと一つでもしてみろよ!偉そうなこと言ってなんもできねえじゃん。』父『なんだと!』母『もういいかげんにしなさい!そんな

こと分かってるでしょ。お父さんは、そういう人なんだから。』

 映画の世界に限らず、心に残る言葉ってものはあるもので、私は小学校56年を担当した先生の言葉が未だに頭から離れません。正直、その先生が伝えたかった言葉の意味は分からないのですが、子供ながらに忘れられないのですから不思議なものです。だから、自分がこれまでに発した言葉や、これから発するであろう言葉によって誰かが影響を受けると思うと変な気分になります。ただ、それを意識して言葉を発することは無いのですが。(不器用ですから)

 三作の映画は全く異なる状況を描いているものの、共通することは『家族』でした。自分自身の家族のことを考えながら、残りの人生の間に一つぐらい、家族に「心に残る言葉」を残したいと思ったしだいです。

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台湾コーヒー

 台湾との貿易を営む方から台湾産コーヒーをいただきました。3種類あり、巴登珈琲、竹香珈琲は市販のコーヒーで、残り一つは農園不明のコーヒー生豆です。

 台湾のコーヒー産地は主に、南投・雲林・嘉義の台南地区と、その反対側に位置する台東、花蓮地区、さらに台湾の南端となる屏東地区に分かれており、巴登珈琲は雲林県古坑郷に農園があります。そして、日本統治時代には、この古坑郷は珈琲山と呼ばれ全盛期を迎えた場所で、「極東最大のコーヒー工場」とも呼ばれていました。戦後は果実畑に植え替えられ、コーヒーは自家用に少し残しただけでしたが、巴登珈琲の現オーナーが1983年この畑を引き継ぎ栽培を始めたそうです。
 竹香珈琲は台東、花蓮地区にある山豬園牧場のコーヒーです。ここでは、食肉目ジャコウネコ科ハクビシン属に分類されるハクビシンを飼育しており、果子狸珈琲として販売したり、深海の水を使用したかのような深海珈琲なんてのもあり、なんだか怪しい感じの農園だったりします。それに、うんちコーヒーの収穫量なんてほんの僅かなはずなので、どれくらいブレンドされているか疑わしいかぎりです。
 もうひとつ、コーヒーショップの袋に入っていた生豆は農園も不明なのですが、早速焙煎して飲んでみました。それぞれ三者三様のコーヒーでしたが、評価は微妙なところです。台湾旅行を計画される方は、一度ご自身の味覚で確認してみてください。

 それにしても、今日は楽しい経験ができました。

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ちょっと良い気分。

 ちょっと良い気分になりました。長野県売木村で山小屋を建設中の友人が、家庭の事情でしばらくブログを更新しておらず心配していました。ところが、昨日になって再開し、再び活動を始めたようで安心しました。

 昨日来店された方が、「一年ぶりになります!」といってコーヒー豆を買いに来られました。関西に住んでいるご夫婦が、奥様の実家に帰った際にネットで調べて昨年来店され、今年も再びお子さんを伴って来店されたのです。何だか七夕みたいで嬉しくなります。毎週のように来店される方も大切なお客様ですが、年に一度の七夕のような出会いも大きな喜びです。

 そして、先ほど配達された絵手紙です。私が最初に絵手紙を教えていただいた方から、「朝一で淹れるコーヒーとブログを楽しみにしています。」との言葉が添えられており、思わず 半分、コーヒー味。のアイスを食べたくなりました。

 酷暑が続いていますが、私の心は潤っています!

 

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Amazonでポチッと!

 珈琲屋を開業する前に色々な本を読んだ中で、『コーヒー「こつ」の科学』という

一冊がありました。著者は石脇智弘氏で、石光商事(株)の研究開発室室長でした。

 その本を読んだとき、丁寧で分かりやすい内容に感激し、コーヒーの魅力に引き込まれたものです。そして、具体的な開業準備をしている時に、石光商事(株)のグループ企業であるユーエスフーズ(株)の存在を知り、現在はコーヒー生豆の主な仕入先となっています。

 そんな縁のある著者が、9月15日に「おいしいコーヒーの科学」(サイエンス・アイ新書)を出すことを知り、迷わずAmazonでポチッと!予約注文しました。

 Amazonに掲載されている内容を読んでみると、

はじめに
1. ポイントは「“3たて"+好みに合った風味と濃さ」
2. スーパーマーケットのコーヒーを究める
3. 自家焙煎店で手に入れる3たてのコーヒー
4. いつでも楽しく3たてを楽しむ 自家焙煎に挑戦
5. 抽出もさらにステップアップ
6. 自分だけのオリジナルコーヒーを創る ブレンドに挑戦とあり。、
7. もっと知りたいコーヒーのこと

 といった内容です。出版社のコメントによると「本書は、コーヒーに興味を持ってくださった初心者の方を対象にしています。」とのこと、さらに「この本ではみなさんの理解を助けるために動画をところどころに用いますが、」とあり、DVDでも付録で付いているのか?などと想像しながら、Amazonから送られてくるのを楽しみにしています。

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サーバー容量の壁

 現在ホームページに利用しているのはJimdoです。このJimdoは2007年にドイツで誕生した、オンラインホームページ作成サービスで、PCにインストールするようなホームページ制作ソフトではなく、インターネット上で簡単にホームページが作れるのが特徴です。

 Jimdoのプランには3つあり、無料版のJimdoFree、有料版はJimdoProとその上のJimdoBusinessが用意されています。私が利用してるのが無料版のJimdoFreeで、タダ!っての嬉しい反面、サーバー容量が500MBしかなく、約半年更新しないと消滅されてしまう仕組みです。

 タダなんだから何かと不便な面はあるものの、気軽にホームページ作りが始められた訳ですから、正直こんな便利なものは無いと思っています。けれど、サーバー容量が最近限度いっぱいに近づき、500MB中の485MBを利用して、97.04%まで来てしまいました。こうなると色々と支障が出始めてスムーズに動かなくなり始めたようです。

 タダを諦めて有料版のJimdoProにしようかと考えてみたものの、月額945円(年払制)を節約する意味だけでなく、ホームページ開設4年を経過したことを考えて、内容の見直しを検討しようと思っています。自分の想いを詰め込んで当初作っみたものの、現在の店舗運営に合わないものや、ホームページへの訪問者にとって見やすい構成になっているかを含め、今は少し勉強中なのです。

 開業準備中のことを思い出しながら、再びJimdoの仕組みを調べなきゃ!頭が痛い。

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