■ ブログ 2014年9月

豆工房探訪

 多治見市に新しく「豆工房 コーヒーロースト多治見店」が出店したので覗いてみました。この店舗は、株式会社コーヒーローストのグループ店だそうです。開店したばかりと言うことでホームページにも登録されていませんでしたが、他の店舗同様に、同一規格のレイアウトと商品陳列になっており、同社開発と言う、直火型の小型焙煎機を5台ほど設置して、注文を受けてから焙煎する仕組みです。

 店舗販売のみで、店内の試飲はあるもののカフェとしての機能がないため、都会と違って東濃地方での販売量がどの程度なのかが気になりました。これから時々覗いて、お客様の利用動向を見てみたいものです。自分とは多少形態が異なるものの、新鮮な焙煎豆の提供と言う共通点には興味津々ですね。

 焙煎機はサンプルロースターのような簡単な仕組みで、温度計も排気装置もありません。豆の状態を確認して煎り止めしていましたが、冷却装置は焙煎した豆を入れた四角形のザルを直接載せる吸引器がありました。ただ、複数の注文を受けた場合に、最大5台の焙煎機をほぼ同時に稼働することになります。意図的に煎り止め時間をずらすために、火力を調節するため、同一の色合いでも焙煎具合が異なるのではないかと気になりました。また、ブレンドはあらかじめ生豆の段階から複数種の豆が混ぜてあり、混合焙煎をすることとなるため、この点も気になります。

 色々気になるところですが、焙煎したての高品質コーヒー豆を割と低価格で販売されており、この地域の方々が美味しいコーヒーに気づいてくれたらいいと期待しています。株式会社コーヒーローストの販売プロセスは、

1. 世界の美味しいコーヒー生豆を紹介。

2. お好みに焙煎して美味しいコーヒーを提供。

3. 美味しく抽出のコーヒー教室を実演。

4. コーヒーのプロショップとしてコーヒー文化を普及。

5. 地域密着型の販売。

 だそうです、地域全体として美味しいコーヒーの拡大につながれば、家庭での「お家カフェ」がさらに増えて、楽しいコーヒライフになるのではと感じました。

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全国ボランティア・フェスティバルぎふ

 今日は、「全国ボランティアフェスティバルぎふ」へ参加するため、早朝から土岐市ボランティア連絡協議会の皆さんと各務原へ出かけました。土岐手話サークル竹の子から6名の参加となり、相変わらずにぎやかで、行き帰りの道中は楽しく過ごすことができました。

 午前中は、各務原市にある中部学院大学各務原キャンパスで分科会に参加します。私の参加した分科会は「生命と生活を支えるVolunteer~生活困窮者に関するボランティア活動~」というテーマで、3つの事例発表と小グループでの討議を行います。

 最初に発表されたのは、三重県伊賀市の「いが悪徳バスターズ」のみなさんで、演劇で振り込め詐欺防止を呼び掛ける活動を行っている団体です。市民参加の悪徳商法撲滅を目指した養成講座修了者が集まって組織され、高齢者向けサロンや自治会行事等で60回を超える啓発活動を行ってみえました。素人とは思えない演技で会場を笑わせながらも、実際に起こった笑えない事例を熱演。

 二人目は、「NPO法人ささしま共生会」という名古屋で活動されている、ホームレス支援の団体です。食事支援と自立支援のための宿泊施設の運営、健康管理のための定期的な医療相談など、総予算3千万円という大きな事業を行っています。その活動の中での課題を、事例を交えて詳しく説明されました。

 三人目は、大阪市の「住吉区ボランティアスタッフ すみよし学びあいサポート」で活動されている方です。普段、自分たちが知らない世界のDV問題で、DVにあった家族の子供たちを対象にした学習支援です。特別な環境に育った子供たちは、学習能力や生活習慣に問題が多く、身に着けた生活習慣や学力が、将来社会に出ていくときに障壁になってしまいます。そうした子供たちに、学習支援と言う形で、カウンセリングや生活習慣の改善のために、大学生のボランティアスタッフと共に支援していく団体です。

 分科会のテーマである生活困窮者といっても、その内容やニーズも様々です。そうした現状を理解したうえで、正しい現状把握と問題点を出し合い、ボランティアとしてどのような支援が必要かをグループで話し合います。

 初めて会う方たちとの意見交換は自己紹介から始めますが、多様な活動をしているボランティア活動であっても、共通する問題点も多く、潜在化して表に出ない生活困窮者や多様なニーズに応えられない現状など、より専門的な知識と技術、それをコーディネートする行政スタッフの必要性を感じました。

 分科会の後は、長良川国際センターでのトークセッションと来年の開催地である福島県の実行委員会との引継ぎ及び閉会式です。印象に残ったのは、代表者の話された来年のスローガン「”ありがとう”未来につなぐ ふくしまから」に込められた想いです。震災で支援してもらった感謝を表し、みなさんと共に福島で考え、自分たちが未来の福島を良くしていきたい、とのお話でした。

 震災によって、福島は世界に知られることになり、「FUKUSIMA」とアルファベットで表記されるようになりました。人類が初めて経験している「原発震災」という経験から、未来を作り出す新しい英知を私たちは育みたい、被災から世界を作り出す福島として誇りを持った子供たちが育つ地域にしたいとの言葉には胸が熱くなります。

 今年たまたま岐阜県で開催された全国大会に参加できましたが、来年は福島県ということで参加できないと思うので、今回は貴重な経験をさせてもらいました。

 

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SCAJ 2014(2)

 

 コーヒーに魘されながらも、朝食にはしっかりコーヒーを飲み、10時の開場を待って展示ブースに入りました。この日は、ジャパン・バリスタ・チャンピオンシップの決勝と、ワールド・サイフォニスト・チャンピオンシップ決勝を見ながら、コーヒー包装袋の業者と生豆業者を回りました。もちろん、その間にはコーヒーを何度も試飲しながら歩いています。

 バリスタなどのチャンピオンシップは映像として見たことはあるのですが、やはり実際に観戦すると迫力が違います。出場者それぞれの世界観が表現されていて、十数分間のドラマを見ているようで、自分としてはカルチャーショックでした。自分とは関係のない世界だと無関心でしたが、観客が魅了されている姿を見ると、改めてコーヒーの奥深さを感じます。

 そんなこんなで、田舎者が会場を歩いていると、ハワイのコーヒー農場研修でお世話になったUCCの担当者と出くわし、現在の自分の状況と今回の感想を話しながら会話し、会場を後にしたのでした。

 今回は初めて二日間に渡りSCAJのイベントに行きました。これまで興味はあったのですが、どこか自分とは違う世界だと思っていました。確かに街の喫茶店には無縁な世界かもしれません。けれど、コーヒー豆を扱う者にとって、生産者や流通業者を知り、それを提供する人々が集まるイベントには感動も覚えました。入場受付時に入場証を渡されますが、私の場合は「一般」でした。「ロースター」「自家焙煎」「レストラン・カフェ」などに分類されていますが、意外に多かったのが「開業予定」でした。こうした機会を通して情報や知識・人脈を得ている人たちもいることも分かりました。東京までの道のりや都内での移動で疲れましたが、機会があれば又出かけてみたいものです。

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SCAJ 2014(1)

 

 SCAJのイベント会場となる東京ビッグサイトにはお昼に到着しました。昼食は新幹線の中でサンドイッチを食べたので、午後からのセミナーにそのまま出席です。聴講したのは生産国セミナーで、グアテマラとコスタリカの2か国のコーヒー生産状況についてなのですが、生産国主催のセミナーの場合、どうしても自国のコーヒーの自慢話になってしまいます。けれど、それぞれの特徴がはっきりとして大変興味深いものでした。

 グアテマラはアラビカ種のみを輸出し、火山地帯を中心に7つのエリアに分類され、117名の農業アドバイザーがコーヒー栽培の指導を行っています。グアテマラでは、アナカフェ(Anacafe)という民間コーヒー協会があり、グアテマラ国内9万軒のコーヒー生産者を代表する組織として、技術的セミナー及びサポートやカッピング、ラボ分析、コーヒーのプロモーションなどを行っています。そのおかげで、コーヒー豆の品質向上によって、Striethy Hard Bean(SHB)の割合が75%以上に増えたそうです。また、コーヒー・サーチシステムが導入されトレサビリティの確保に努めているようです。

 聴講者の中には、グアテマラで行われているコーヒー技術教育機関で学びたいという若い女性の意見もあるなど、コーヒー生産国として成熟した取り組みがなされていると感心しました。

 もう一つの国はコスタリカです。生産量としてはグアテマラの半分以下になるのですが、大規模栽培ができない森林での栽培が中心で、205年以上のコーヒー栽培の経験から高品質のコーヒーを積極的にPRしていました。セミナーの中ではカッピングが何度も行われ、同じ栽培条件でカツーラとハイブリッドの違い、カツーラのハニーとフルウオッシュの違い、カツアイのレッドハニーとフルウオッシュの違いなどを飲み比べました。

 セミナーの後は、1時間弱の残り時間を利用して展示ブースを覗き、生産国や流通業者などの試飲を続けざまに行い、会場を一回りしましたが、初めて見る光景に「こんな世界があるんだ」と新鮮な気分でした。ただし、この時点でコーヒーをカップにして20杯以上飲んでおり、その影響なのか夢のなかでも試飲を繰り返し朝をむかえるのでした。

 

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SCAJのイベントへ

 

 一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会が9月24日(水)~26日(金)に東京ビッグサイトで行う、「SCAJワールドスペシャルティコーヒー カンファレンス アンド エキシビション 2014  」に明日から出かけていきます。テーマは「Surprise!! ~誰もが驚きと感動を味わうことのできるスペシャルティーコーヒー~」とあるように、どんな驚きと感動を与えてくれるのか今から楽しみです。

 このイベントは今年で10回目を迎え、コーヒー産業のなかでも「スペシャルティコーヒー」に特化したイベントになっており、輸入者、メーカー、焙煎者、流通・小売業などさまざまな国内関連企業に加え、海外からも多数のスペシャルティコーヒー生産国、生産者が参加し、約100社、200ブースの出展を予定されています。また、ブース展示だけでなく、世界のスペシャルティコーヒー産業の最新動向を知ることのできる各種セミナーやカッピングイベントも多数開催され、特設ステージでは、世界大会への出場権をかけた「ジャパン バリスタ チャンピオンシップ」をはじめ、各種競技会も開催されます。
 以前から、一度は行きたいと思っていたイベントでしたが、こうして開業準備をしている機会を利用して、思い切ってでかけてみることにしました。今回は24日、25日の二日間滞在し、二つのセミナーと展示ブースを充分楽しみたいと思っています。

 

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法事と下呂温泉

 

 土曜日は妻の実家の法事ということで、二人そろって出かけていきました。お寺で法事を済ませて、午後からは親兄弟の夫婦で下呂温泉に向かい、旅館での宴席となりました。早い話、お酒が飲みたい家族なので、こういう機会が度々あるおかげで、娘婿というのも忘れ楽しめるのです。

 知ってのとおり、下呂温泉は飛騨川の流域に湧く温泉地で、室町時代京都五山の僧万里集九や、徳川家康から四代の将軍に仕えた儒学者林羅山によって、兵庫の有馬温泉、群馬の草津温泉と並ぶ「日本三名泉のひとつ」と言われる名泉です。温泉街は飛騨川を中心に賑わいを見せ、山里の中に繁華街が急に広がります。

 昨年もこの時期に下呂温泉に行きましたが、今回は観光客の数が増えたように感じました。そして、温泉街を歩く観光客の中に、アジア系の外国人の数が多く見られたのが印象的です。宿泊した小川屋には外国人の姿が見られなかったので、どこのホテルを利用しているのか気になりました。

 温泉街では、色々な場所にお湯が沸き、足湯も何か所かに設置されていますが、神社も下呂温泉神社、さるぼぼ福神社と、他では見られない名所もあります。街を散策しながら、名物の焼きたて「とちの実せんべい」や「しらさぎ物語アイス」を食べながらブラブラするのは、温泉街に遊びに来たという雰囲気を増幅させてくれます。

 これから少しずつ秋が深まってくると、増々賑わいをみせるのではないでしょうか。今回は、少しばかり早く秋を楽しむことができました。

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りんごの季節

 

 産直市場でリンゴの「紅玉」が出ていたので、さっそくジャムを作ってみました。ジャムを赤くさせるには、リンゴの皮を入れて煮るとピンクに染まるので、よけいに美味しそうに見えますね。

 紅玉はもともとアメリカ原産のリンゴで、日本には明治時代の初めに入ってきたようです。大きさは200g以下の小玉で名前の通り真っ赤になるリンゴです。かつては一世を風靡し、大量に出回っていた時代がありました。子どもの頃には、紅玉と書いたリンゴ箱が製陶工場の傍らにいっぱいあったものです。けれど、新品種が続々と登場するに従い一時生産する農家が激減しました。近年では、製菓用に紅玉の酸味や果肉の質などが向いているという事で復活してきていますね。

 昔は安い紅玉でしたが、今ではけっこうな値段がついており、今回も小さいのが7個入って398円でしたね。今日はジャムにするために細かく刻みましたが、次回はアップルパイ用にざっくりカットしてみようと思います。ちなみに、妻がそのまま食べて、「すっぱい!!」と言っておりましたが、昔はこれがリンゴだと思って食べてたんだよね。

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必要な費用

 工務店から見積書の提示を受けてから、設計者から細かな説明を受けました。全49ページに及ぶ見積書は材料の一点まで詳細に記載されており、必要性の有無、削除しても構わないと思い部分や、適正な容量が確保されているかなどを精査していきます。エアコンや照明器具などは型番があるので、詳細情報はネットで検索し、店舗規模にあっているのか、価格は満足いくものになっているかなど、こんなに細かく見るとは思ってもいませんでした。

 店舗ではないのですが、16年ほど前に自宅を建てた時は、見積書の詳細よりも、予算に合わせるような依頼ばかりしていたようで、はっきり言って工務店にお任せと言った感じでした。設計者との打ち合わせも、間取りの要望とかバリアフリー対策といった部分で、部材や設備などは見ていなかったと思います。それに、設計者は工務店指定の方だったので、設計者との関わり方は大きく違います。

 今回は、設計者が自分のアドバイザーであることと、工務店がそうした部分を理解したうえで、詳細な情報を提示してもらえることがありがたいと思っています。多少時間が掛かっても、自分が理解しながら進めていける環境には感謝です。工務店の方が「勢いで始めてしまう方が多い中で、これだけ準備する方は珍しい」と話されましたが、失敗が許されないだけに慎重になるのは仕方がないというのが正直なところです。

 

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手話入門講座始まる

 土岐手話サークル竹の子主催の「手話入門講座」が今日から始まりました。今年は6名の参加者で年齢も幅広く、今後も継続的に学習されていかれることを大いに期待しています。一人でも多くの方が手話に関心を持ってもらえるといいですね。

 聴覚障害者にとって手話はコミュニケーション方法の大切な手段ですが、実は、戦前から戦後にかけ、「日本語の習得を妨げる」などとして、ろう学校では手話が禁止された歴史があります。口の形を読み取ったり、発語訓練で音声言語を獲得したりする口話法が採用されていました。しかし、口話法は習得が難しく、教師とろう児との自由な意思疎通を妨げていたため、80年代にろう教育に手話の導入を求める運動が活発化しました。そして、ようやく90年代に教育現場で手話がコミュニケーション手段の一つとして認知されるようになりました。

 国連で2006年に障害者権利条約が採択され、11年の改正障害者基本法では手話が言語と位置付けられ、手話を使うろう者の権利を具体的に保障する「手話言語法(仮称)」制定を国に求める声が高まっており、全国の地方議会で、国に対する手話言語法制定の意見書提出が増えています。

 そんな訳で、この時期に手話に対する理解者が増えることは大変望ましいことなので、世代を超えてこの入門講座に参加される方々に頑張ってもらいたいと思っています。

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彼岸花

 お彼岸を来週に控えて、今日は朝から妻とお墓掃除に出かけました。出かける前に庭の横を見ると彼岸花が咲いています。何とタイミングの良い事か、いつもながら「彼岸花」という名前に感心してしまいます。

 彼岸花は正式には「ヒガンバナ」とカタカナで書くらしいのですが、呼び名がいくつもあり、一般的には曼珠沙華(まんじゅしゃげ/かんじゅしゃか)」と呼ばれます。実は、曼珠沙華は、サンスクリット語で天界に咲く花という意味。おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典から来ているらしく、サンスクリット語ではmanjusakaと書くようです。

 子どもの頃には「毒がある」と教えられましたが、彼岸花にはアルカロイドという毒があり、「毒花(どくばな)」「痺れ花(しびればな)」などと呼ばれています。お彼岸の頃に咲き、土葬をモグラや野ネズミなどから守る意味もあって墓地などによく植えられているため、「死人花(しびとばな)」「地獄花(じごくばな)」「幽霊花(ゆうれいばな)」のようなちょっと怖い呼び名もついているみたいですね。

 この彼岸花が咲くころには色々な思い出があって、少しセンチメンタルになってしまうのもあり、ついつい過去を振り返ってしまいます。ですが、今日はお墓掃除なので、草むしりに精を出しして汗をたっぷりかかせてもらいました。

 お墓参りを行う機会が増えたのは妻と一緒になってからで、それまでは年に数回しか行かなかったのですが、今では事あるごとに「お墓参りしようか」と妻から誘われるので、出かける回数が多くなりました。今日も、「お墓掃除すると気分いいでしょ?」と言われましたが、確かに、神社仏閣に出かけてお参りするより、お墓でご先祖様に感謝する方がご利益あるような気がします。当たり前ですが、ご先祖様あっての自分なんですからね。来週は、妻の実家のお墓参りも予定しています。

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お値打ち

 今日は設計者と工務店との打ち合わせを行いました。いよいよ見積書を基に具体的な摺合せを行うことになります。設計者のアイデアや建物に対する考え方、工務店の創り手としての想い、そして、私のお店に対する想いを形にすべく、互いに知恵を出し合います。三者ともに良い物を創りたいと思っているのですが、お金の話になるだけに「必ず必要なもの」「あったら良い物」「代替えが効くもの」など、細かく精査をする必要がでてきます。

 「お値打ち」という言葉があります。単に値段が安いことを表すだけでなく、期待以上の満足を得られるという意味も含まれています。私自信も商品を販売する立場になります。商品の原価計算を行って価格を決める訳ですが、その価格が「必要価格」ではなくて、「満足価格」になるように工夫しなければなりません。製菓材料やコーヒー生豆の仕入には、一定以上の品質があって価格の低い商品を探す努力を行っています。そして、そこに自分が手を加えることで、期待以上の商品となる「お値打ち品」を提供したいと考えています。

 とは言え、予算内という条件下では「お値打ち」に手が届くには少々時間をかける必要がありそうですが、また一歩前進というのが正直な感想です。

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秋空にドライブへ

 

 今年の夏は雨が多くて野菜の高騰につながっていますが、今日は久しぶりに快晴で秋空と呼ぶに相応しい天気となりました。たまには気分転換にと、母親を誘って上矢作町の澄ヶ瀬ヤナまでドライブに出かけてきました。最近、近所でお土産やいろんな物をいただいているので、母親としては「何かで返さなくては」と思っていたので、そんな気持ちを察して連れ出すことにしたのです。足腰が弱っているので、遠くへ出かけることはできませんが、上矢作までなら無理のない距離でしょう。

 目的地までの途中、山岡町の道の駅「おばあちゃん市」の日本一の水車を眺めて、岩村町を経由して上矢作町へと向かう約1時間の道のりです。丁度12時前という時間だったので混んでいるのか心配しましたが、意外にも駐車場には車が少なく、川面に近い席を確保して座ることができました。ところが座った途端に来場者が増えていき、大きな囲炉裏で焼かれていたアユがみるみる減っていきました。

 澄ヶ瀬ヤナの魅力は何と言っても、この大きな囲炉裏です。天然木の薪の火でじっくりと焼かれた鮎は、頭から尻尾まで丸かじりできますし、子持ちアユやアユの天ぷらも絶品です。また、手作りの焼きたての五平餅も「わらじ型」で食べごたえがあります。メニュー豊富な観光ヤナではありませんが、ここは素朴なところが気に入ってます。

 例年は家族で出かけていましたが、今年はそれぞれの用事が重なって出かけることができませんでしたので、親孝行という名目で二人だけ楽しまさせてもらいました。

 

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ファビコンを作ってみる

 ファビコンっていうのは、ウェブサイトのシンボルマーク・イメージとして、ウェブサイト運営者がウェブサイトやウェブページに配置するアイコンの俗称です。画像を見ていただくと分かるように、あそこに表示される部分です。今回は、このファビコンをオリジナルで作ってみました。何か個性を出したいと考えていたので、シンプルなハンコ風にしてみました。

 これまで、ホームページを通して自分が行いたい店づくりを文章や画像を使用して表現してきました。けれど、このホームページで全て表現できるとは思っていませんし、ホームページを見ていただける人も僅かであることも理解しています。ですから、小規模なお店ではホームページの作成に積極的ではありませんし、効果を疑問視する方が多いのも事実です。けれど、このホームページを作る最大の理由は、自分に対する問いかけなのです。

 「自分は何をどうしたいのか?」「本当の目的は何なのか?」を常に問いかけながら、このホームページを使って確かめることができます。長い道のりの中では、迷いや不安が起きてきます。その時に、理念と信念を思い出して具体的に行動できる術は、実店舗を持たない状況下では、架空の店舗であるホームページが直ぐ実践できる場所だからなのです。

 今回は、たまたま「ファビコン」という部分について、日ごろ気になっていたので改善してみました。つまらない事かも知れませんが、こうした改善んの積み重ねが、実店舗になっても続けていける素因になるのではないかと考えています。

 それにしても、在り来たりのデザインだったかな!?

 

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とうしん創業塾へ行く

 今日は東濃信用金庫の”とうしん地域活力研究所”が主催する「とうしん創業塾」へ行ってきました。独立・開業を目指す人や将来目指したい人たちが二十数名参加され、分厚い資料相手に一日有意義に過ごすことができました。

 これまでも飲食の開業セミナーに参加しましたが、どんな業種にも合わせた内容なので情報量としては一番多くて、全てを理解するには時間が足りないというのが感想です。ただ、自分が苦手意識を持っている、経理と財務について改めて突きつけられ課題が一つ明確になりました。

 参加者の多くが具体的なビジョンを持って準備されているのを見るにつけ、自分へのモチベーションアップにつなげられました。業種も不動産、リフォーム、ガラス工芸、獣医、古民家再生、カフェなど、様々な方々と交流できる機会は貴重な経験でした。

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デジカメで遊ぶ

 

 ホームページや今後使用するチラシ等の画像は、出来るだけ自分で撮影しています。プロに任せれば見栄えの良い絵が出来上がるのでしょうが、自分の商品に関するものは、やはり自分が表現することが大切だと考えて、コツコツと撮りためています。

 今回も、コーヒー豆の麻袋を使用していくつかの画像を撮りましたが、やはり素人なので良いアングルの画像とは言えませんね。けれど、こんな感じでこれからも撮りためていきます。実際、ホームページを作り出す時に感じたのが、第一に画像の必要性です。見た方の記憶に残るのは「文字」ではなく、「画像(絵)」だということを実感されられました。せっかく良いものを作っても、見た目の印象が悪ければ受け入れてもらえません。過度な表現や誇張したものは飽きられますが、シンプルで心地の良い表現に心がけながら続けていきます。

 ちなみに、現在使用しているデジカメは量販店で購入した9千円程度のものです。ですから、あまり機能がついていないのですが、素人の私にとって丁度良いと思っています。しばらくはこのデジカメで遊べそうです。

 

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