定休日の朝は

 定休日の朝、いつものように店の掃除を行って、定期的に行っている焙煎機の掃除です。毎回荒っぽく使用しているにもかかわらず、愚痴を言う事もなく動いてくれる焙煎機を綺麗にしてやるのは、この店の中で唯一の相棒ですからね。そして、休む間もなく、昨日から引き続き焙煎を始めました。 

 先週の一週間だけでも、リピーターの方が30数名も来店されました。そして、初めて来店される方もあり、そうした方々に声掛けしながら、新型コロナウィルスと向き合う暮らしぶりについて話を伺ってきました。「名ばかりの在宅勤務がしんどい」、「子供たちのことが心配だ」、「出勤日数が減って基本給の6割しかでない。」、「感染対策に気疲れする」、「マスクが手に入らない」などなど、でも、世間で言われるような、「コロナ離婚」に繋がるような人は見当たりませんでした。そんな重苦しい時間を過ごすなかでも、この店のコーヒー豆で少しでも癒されるなら、この地で珈琲屋を始めた意味があると感じています。 

 毎日、自分が出かける場所があって、やるべき役割がある。以前、「きょういく」と「きょうよう」について触れましたが、セカンドライフとして目指していることが実践できており、毎日充実して暮らせることに感謝するばかりです。 

 さあ、ハンドピックを始めよう!