待つ

 市内の各所で休業の張り紙を見かけます。これは、全国都道府県に発出された「緊急事態措置等」により、4月18日~5月6日中に施設の休止や営業時間短縮の要請を受けた、施設を運営する中小企業及び個人事業主に対して、「岐阜県新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金」(仮称)により50万円が支給されるからです。 

 三密を避けるため、遊興施設、商業施設、運動・文教施設、宿泊施設などが対象となりますが、休業を要請しない飲食店、料理店、喫茶店等についても、夜20時から翌朝5時までの夜間の時間帯の営業自粛に向け営業時間短縮する場合(終日休業も含む。)は対象となります。 

 そんなこともあって、喫茶店等では営業時間短縮や終日休業とする店舗も出てきました。でも、まめ蔵は当面営業を続けることにします。最終的には豆売りのみになるかもしれませんが、営業時間短縮といっても最初から5時閉店ですし、終日休業してしまったら身の置き所がありませんから。それに、一人でコーヒーを飲みがてら私に会いに来る方がいるので、置き去りにはできません。 

 お店を始める前の目標の一つに、『あの人が待っていてくれるという、マスターになれ』があります。だから、ギリギリまで待ってみようと考えています。マスクをつけて距離を空けながらであっても、あの人であるために。まだまだ先は長いはずですから。 

 丁度、今日の10時からシャープマスクの販売受付が始まりました。早速サイトを覗いてみようとしてもパンクで繋がりません。やはりというか、淡い期待をしていた自分が甘かった。店内で使用するマスクは別のところで工面するか、手作りマスクを使用しますか。こちらの方は待ってはいられません。