たんぽぽの金メダル

 先週、知人が見慣れぬ人と店内で打ち合わせをしていました。帰りがけに声をかけると、歌い手だと言って名刺を渡してくれます。見ると、「きのこになりたい」というユニット名で、色々な場所で活動しているそうです。YouTubeにも歌をアップしているというので、なにげにレジの傍らに名刺を置いていました。そして、今日になってYouTubeを検索してみると、新しい歌がアップロードされていたのです。 

 題名は【たんぽぽの金メダル】、メッセージには次のように書いてありました。『新型コロナウィルスの影響で自粛中止せざるをえず、アーティスト、エンターテインメントの世界が辛い大変な思いをしている現状。皆さんも閉塞感と不安、会いたい人に会えない辛さ。そして悲しみの追悼の意味も込めまして歌を作りました。私たちは歌で救われてきました。だからこそ歌で、みんなでひとつになりたいと思います。緊急で今の思いを歌に託し発表しました。【たんぽぽの金メダル】といいます。みんなでこの歌を育てたいと思います。よろしくお願いいたします 20204月 きのこになりたい』 

 けったいな名前の「きのこになりたい」は、 

・ヨシカネタクロウ(愛知県豊明市出身) 

・しのざき見兆(みち)(埼玉県さいたま市出身) 

・すみよしななみ(愛知県小牧市出身) 

の3名によるユニットで、個性豊かな経歴のメンバーが、『今やニッポンの人口の半分が50歳を超えている中、その中のみんなが、きのこになりたいのコンサートやライブを体感して、もう一度「青春」を味わうことができたら、ニッポンはもっともっと元気になるはず!』という活動の想いから、「青春オカワリもう一杯」を掲げています。 

 すこしだけ活動の趣旨を理解したものの、これまでの動画を見てみると、きのこの被り物をしたメンバーが現れ、けったいなやっちゃな~!に逆戻り。でも、面白い出会いができました。