密集緩和

 昨晩のブログを書いてから、妻と集団感染を招きやすい密閉、密集、密接の三つの「密」を回避する手段について話し合いました。名古屋市内の某自家焙煎店のように、3名以上の利用を断ったり、1名のみしか入店できない「おひとり専用」にしてしまうことも出来ず、結局、テーブルの間隔を2メートル以上空けるよう配置換えすることにしました。 

 朝、店内に入ってから2名用のテーブルを繋げ、隣のテーブルまで2メートルの位置に移動させます。同時に、その間に店内の隅に置いていた観葉植物を配置し、飛沫の壁を作ります。(効果はさがかではない)また、カウンターの椅子も一つ取り除き、2席にして間隔を2メートル空けました。

 最後に、入口ドアへ「感染防止のため、多数での入店をご遠慮ください。」との張り紙貼り、これまでのような、5人6人といったグループでの利用が出来なくなります。4人席であっても少人数での利用がほとんどであるため、実質、「密集」の状態は少し緩和されることでしょう。 

 朝一で来店された常連さんは「コロナ対策かね?」と理解を示されましたが、なんだか一人で4人席に座る居心地は良くないようです。こうした変化に戸惑う方もあるかと思いますが、「まめ蔵」がクラスターの発生場所になってしまえば、取り返しのつかない結果となってしまいますから。 

 本当は、豆売りのみの形態にしたいのですが、地域性やこれまでのお客様との関係もあって、今回はこの程度のことしかできませんでした。レジ前に掲示した「新型コロナウィルスの影響により、店内の飲食を中止し、コーヒー豆の販売のみになる可能性があります。あらかじめご承知おきください。」を見ても、「まさか?」としか思ってもらえない方が多い現実を目にすると、急激な変化は避けなければならないのでしょうね。