いなべ市農業公園へ

 先週から我が家では、朝になると鶯が鳴き始めました。そんな春を感じる季節となったこともあり、定休日を利用して三重県いなべ市にある、いなべ市農業公園の梅林公園へ出かけてきました。 

 この、いなべ市農業公園は38haもの広大な敷地があり、その中でも梅林公園は東海地区最大級とも言われる、およそ100種類、約4,000本もの梅が今が真っ盛りで咲き誇っています。香り高い梅苑には高さ30mの見晴らし台があり、梅苑を一望すると、その後ろには少し雪を残した鈴鹿山脈が見え、梅の花とのコラボレーションは何とも言えません。 

 227日(木)~322日(日)の間は「梅まつり」が開催されており、ちょうど見頃を迎えています。そのため、その絶景を一目見ようと多くの方が訪れていましたが、ご多分に漏れず、37日(土)8日(日)の「うまいもん市」は新型コロナウイルスの影響で中止となったようです。 

 閉鎖された空間ではウイルス感染の心配がありますが、屋外でマスクをしながら散策するだけで気分が晴れやかになります。そんな事もあってか、午前11時近くになると次々マイカーで訪れる方が増えてきました。そんな混み合う時間を避けるようにして早々と帰路に着いた次第です。 

 やはり、季節を楽しむくらいの気持ちの余裕も欲しいものだと思いながら、梅の香りを想い出してみるのでした。