新春放談?

 今日までの焙煎で、大半の販売用コーヒー豆が1月焙煎のものに入れ替わりました。今朝はガトーショコラとブラウニーを焼き、残るは数種類のクッキーとケーキを作るのみとなり、これでやっと通常の形になります。たった4日間の年末年始の休業にも関わらず、お店を普段道理に戻すのは結構大変なのです。 

 そんな新年最初の営業日となる昨日、珈琲狂が現代陶芸美術館へ観に行かれた帰りに立ち寄ってくれました。焙煎も一区切りついた頃だったので、ゆっくりおしゃべりタイムです。 

いつものように珈琲談義から始まり、だんだん珈琲屋談義に話題が移り、気付けば裏話というか暴露話に近い話題まで、何だか言いたい放題の新春放談?っぽい雰囲気となります。 

 自称「珈琲狂」(でもプロじゃない)の人と、田舎の町のちっぽけな珈琲屋が、自分より規模の大きい商いをされている方々に好き勝手に話すことには少々憚れますが、意外と的を得た内容だったりするから面白いものです。そのためか、人に話せない内容だったりするのですが。 

 そうした珈琲屋の話題は参考になるものの、比べてみて一喜一憂することもなく、自分の進むべき道の軌道修正をする材料にしています。比べるべきものは、「昨日の自分と今日の自分と明日の自分」であり、目指すものはそれぞれ異なるのですから。そして、常に自分へ問いかけることを繰り替えさなければ答えは見つからないのです。一番やっていけないことは、他の人を使って言い訳をしないことです。 

 そんなことを改めて気付かせてくれる、いわゆるひとつの新春放談?になった一時でした。