恒例の竹の子クリスマス会

 昨晩は恒例になっている、手話サークル竹の子のクリスマス会でした。聴覚障害者6人を含む三十数名が集まり、会食やゲームなどをして楽しんだのです。少し残念なのが、名古屋ドームで嵐のコンサートが開催されたことから、何人かが運よくチケットゲットしたこともあって、嵐のコンサートに行ってしまい、例年と比べて参加者が減ったことでしょうか。活動休止や内紛などのゴシップがありながら、やはり国民的アイドルグループには勝てなかったのでした。 

 私の担当は、会食事のケーキとコーヒーの提供です。さすがにケーキは一度に準備できないので、数日にわけで作り置きし、コーヒーはお店を閉めてから淹れはじめます。何とか開始時間に間に合わせ、普段顔を会わせない昼の部の方や聴覚障害者と手話での会話が弾みます。 

 そして、幾つかのゲーム以上に楽しいのが「竹の子劇団」の手話劇です。今年の演目は「水戸黄門」で、裏金問題の風刺を効かせた越後屋と某政治家らしき悪代官が登場し、格さん助さん率いる水戸黄門一向に退治されるという、お決まりのストーリーを楽しく演じてくれました。そして、この動画YouTubeにアップロードするのが、私に残された最後の仕事です。 

 いつもはとっくに寝ている時間の午後11時に動画を編集し、アップロードしながらの時間帯に、仕事の都合でバラバラの時間帯に集まって練習し、全員そろっての練習は前日の夜だけだったこと、アイデアいっぱいの衣装や小道具作りのため、リサイクルショップに出かけて古着を手直ししたり、「お銀も入浴シーンで登場させなきゃ!」と、急遽フラフープに段ボールを巻き付けて風呂桶を作ってみたりと、みんなが頑張っていた色々なことを思い出しました。 

 やはり、サークル全員が何かの役割意識をもっているからこそ、「誰かがやるだろう?」というお客様的な人が居ないので、居心地が良くて長く続けてこられたのでしょうね。 

 とにもかくにも、年末の大きな行事が一つ済んで、「あ~今年も終わるんだ。」と思ってみたりします。でも、お店の繁忙はこれからが本番です。がんばって毎日焙煎しましょうか!