コーヒー催事

 総務省による「平成28 年経済センサス-活動調査」によれば、喫茶店の店舗数は全国で67,198店舗あるそうです。平成3011 日の人口で1店舗当たり人数を計算すると、東京都が2032人に対して、岐阜県が738人、愛知県が970人と、この地方の喫茶店文化が盛んなのかが分かります。しかし、コーヒーの催事は先日東京に出かけたように、主に関東や関西に集中しているのが現状です。 

岐阜県の田舎に住む者として、毎回苦虫を噛む思いをしていたところ、お客様から近くで行われる「コーヒー催事」の情報を頂きました。比較的近場で11月に集中していたこともあり、ここに書き留めておきます。 

11月4日(月・祝)14:0016:00 

 名古屋市中区大須で行われる「やっとかめ文化祭 寺子屋」の中で、「名古屋コーヒー学」と題して松屋コーヒー本店前のセミナールームで行われるイベントです。講師は松下和義氏(松屋コーヒー本店)と鳥目散帰山人氏(日本珈琲狂会)の二人で、「名古屋の喫茶店文化を支えてきたのは、なんといってもコーヒー豆の卸企業が多く存在したから。大正8年にコーヒー豆を販売していた老舗企業で、名古屋のコーヒーの歴史と文化を学ぶ。後半は、名古屋発祥の抽出法を実際に体験して、その場で味わいながら、名古屋独自のコーヒーについて考察しよう。」という内容のようです。 

 普段使用されていないセミナールームは、地下鉄鶴舞線「上前津」駅9番出口より徒歩2分の、松屋コーヒー本店前の衣料店ベルモールの店頭脇に入口があるということですが、私には見当がつきません。会費は2,500円で、松屋式の金枠とフィルターのお土産つきですから、意外と良心的なお値段かも。気になるのは、松屋の会長が暴走するのか?帰山人さんが暴走するのか?見所はそんなところでしょうか。 

 ちなみに、定員は20名で、申し込みは「チケットぴあ」にて! 

もう一つは、 

■11月16日(土)時間は不明 

 美濃加茂市にあるコクウ珈琲で行われるらしい、「タチ、タチ、タチ。ツーツーコロコロ。×篠田康男×鳥目散帰山人」というイベント。詳細は全く不明ですが、「コクウ珈琲にあの男がやってくる」という意味深な言葉があったこともあり、以前、帰山人さんが書いていた「大坊さんは、タチ、タチ、タチ。コロコロコロ。ツーツーコロコロ。」というのがあったので、たぶんその人なのでしょうね。 

 マイペースな人と、たぶん緊張してフリーズしてしまう篠田さん、それをリセットさせる帰山人さん、面白そうな展開が予想されるイベントになりそうです。 

 毎回、お客様から色々と楽しい情報をいただいています。人だけには恵まれている「まめ蔵」でした。