紫陽花の見頃

 先日、娘から紫陽花の綺麗な公園の画像が送られてきました。少し前には桜並木の公園の景色が送られていたりと、新しい生活の場所を楽しんでいるようです。そんな影響もあって、昨日は美濃加茂市山之上町にある「みのかも健康の森」へ出かけ、紫陽花の見頃はどんなものかと覗いてきました。

 「みのかも健康の森」は、美濃加茂ICから山沿いへいった場所にあり、岐阜県と美濃加茂市が治山事業の一環として共同で整備した、生活環境保全称といわれる森林レクリエーションエリアとして平成7年に開園しました。128ヘクタールもの広大な広さを誇る健康の森には、ヤマザクラやヤマツツジ、カエデなど5047千本もの木々が、延長5,600メートルにも及ぶ園内に巡らされた歩道沿いに植栽され、四季を通じて開花や紅葉、森林浴が楽しめます。

 その中にあるのが「あじさいの池」で、6月23日に「第20回あじさいまつり」が行われることになっており、蓮の花が咲く池の周りに8種類6,000株の紫陽花が美しく彩ります。しかし、今回は一足早く訪れたこともあって、まだ六分咲きといったところでしょうか。

 でも、「六分咲き」ってのはおかしな表現でして、花びらのように見えるものは実は「ガク」で、花だと思われている部分は装飾花(そうしょくか)ですから、はたして咲いたといえるのでしょうか。ちなみに、実際の花「真花」の部分は中央にあるごく小さなところになります。

 岐阜県内には紫陽花の名所は何箇所もあるものの、この季節になると山沿いの道を車で走っていると、所々で紫陽花の花を見かけることができます。ジメジメした梅雨の時期ですが、一休みして雨に濡れた花を見る時間も作りたいものです。コーヒーを飲みながら。