メキシコのコーヒー

 今週から、新たにメキシコのコーヒー、ハニーオアハカ・ペタテドライSHGを試験的に販売することにしました。メキシコのコーヒー生産量は153,794トンの世界11位(FAO2017)の国で、日本の国土面積の約5 倍あるメキシコのコーヒー産地は、メキシコ湾岸のベラクルース州、太平洋側中南部のオアハカ州、グアテマラ国境沿いのチアバス州、大きくこの3つに分けることができます。

  今回提供するコーヒー豆の栽培は、オアハカ州の1500 軒以上の農家が加盟する、ウネカフェ生産者組合に加盟する小規模農家の方々によって作られています。ティピカやブルボンといった伝統的な栽培品種を収穫後、各農家でパーチメントの天日乾燥の際にペタテというヤシの繊維を編んで作られる敷物の上、もしくはコンクリートパティオにて行われることから、「ペタテドライ」という名称になっています。

 お店では、コロンビアと同じく中深煎りで提供しますが、コロンビアよりも苦味がやわらかく、生豆商社説明では、『柔らかく優しい風味特徴。無意識のうちにごくごく飲めてしまいます。アフターの甘味が特徴的で、余韻を楽しみつつも、いつの間にかカップが空になる、そんなコーヒーです。』とあるように、飲みやすいコーヒーです。

 さて、どんな反応があるのか楽しみ、楽しみ。好評ならば継続的に販売しようと思っています。