お金の面から振り返る

 確定申告書を郵送で提出し、期日までにしなければいけないノルマが終わりました。サラリーマン時代は実質的なノルマ(自主目標とか課題という)が数多くあり、やっと終わったと思った瞬間、年度が替われば前年度のことは忘れ去れたように、再び数字と期日に追われていました。それに比べれば確定申告は提出締切日はあるものの、ある意味で、年に一度、お金の面から経営を振り返る作業でもあり、私にとっては良い時間です。

 事務作業は専用ソフトがあるので苦労なく準備ができ、出力された帳票の数字を見ながら、仕入れた豆の金額が昨年と比べてどの程度の伸びになったのか、その他の経費として昨年と何が異なっているのかを確認し、経営者としての目線で内容を精査する貴重な時間となります。意識的に取り組んだ様々なコーヒーに関するセミナー参加や、リピーターへの広告宣伝など、本当に意味のあるお金の使い方だったのか?実質的な効果があったのか?などなど、考えさせられました。

 とりあえず期日までに提出しホッとするのでした。