おやじ世代には馴染みの少ない言葉に、「ググる」ってものがあります。検索エンジンのGoogleで検索することですが、お店をネットで検索してもらう際、これまで「土岐 まめ蔵」でお願いしていましたが、最近になって「まめ蔵」だけでも表示されることに気づきました。以前は、豆腐屋さんや豆蔵という店舗が上位に表示されるため、地域を指定する必要があったものの、どうやら状況が変わってきたようです。理由はホームページへの閲覧回数や滞在時間など、ブラックボックスの部分があるため不明です。でも、お店の場所や雰囲気だけでもが伝われば、ご紹介していただいた方々へのサポートになると思っています。
自分でも利用しているソーシャルメディアには様々な形態があり、主要なソーシャルメディアを大きく分類すると次のようになるそうです。
ブログ:アメーバブログ、ココログ、Seesaaブログ、ライブドアブログ
SNS:Facebook、Twitter、mixi、Instagram
動画共有サイト:Youtube、ニコニコ動画、ツイキャス、Vine
メッセージアプリ:LINE、WhatsApp、Viber、WeChat
情報共有サイト:価格コム、食べログ、クックパッド
ソーシャルブックマーク:はてなブックマーク
ただ、広い意味では多くがコメントやトラックバックなどのコミュニケーション機能を有しているので、ほとんどがSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)として括られることが多いのです。
ちなみに、ICT総研が2016年8月に実施したアンケート調査によると、最もSNSの利用率が高かったのはLINE(ライン)で72.1%、Twitter(ツイッター)が40.8%、Facebook(フェイスブック)が36.1%、Instagram(インスタグラム)が22.1%、Google+(グーグルプラス)が11.4%、Skype(スカイプ)が10.9%、mixi(ミクシィ)が7.6%、となっているそうです。また、前年比では、LINEとInstagramの利用率が向上しているのに対してその他のSNSの利用率は伸び悩んでおり、Instagramの利用率は11.4%から急増です。
お店ではTwitterで本日のコーヒーをお知らせし、Jimdoのホームページのブログ機能を使用し日記を書いていますが、ほぼ一方的に伝えているのみです。「いいね」や「リツイート」も望まないですし、「ダイレクトメッセージ」なんて届いたこともありません。ブログにだってコメントが忘れた頃にあるくらいですから、コミュニケーション・ツールとして活用しているかは甚だ疑問です。ですから、今後もLINE、FacebookやInstagramなど流行のSNSは利用しないつもりです。だいたい店主が映える画ではないですからね。
また、SNSでは定番の口コミや★マークにも興味がなく、来店されたお客様と直接お話をすることを大切に考えています。いつも思っていることに「この店やコーヒー好きな人が100人居れば、100人嫌いだと思っている人が居る」があり、いかに好きな人を満足させるかを考えることに傾注することだけ考えています。嫌いな人には、どんどん色々な店を紹介し、相性の合う機会を増やしてもらうよう努力するだけです。自分の好きな店が見つかれば、その人にとって素敵な時間が過ごせるはずですから。日本一、いや世界一の珈琲屋になりたい訳ではなく、この場所で、今の条件で、自分の提供できる渾身の一杯を提供したいと思っています。
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