延長保証は必要か?

 

 昨日は4日振りの営業にも関わらず、臨時休業前と変わらぬ来店があり正直ホッとしています。そして、毎日行っていた焙煎も4日振りとなり、最初は少し緊張しながら行い、新鮮な気分を味わいました。

 

 コーヒー豆の袋詰めを行いながらラベルを印刷していると、途中からプリンターが故障しエラーメッセージが出ます。何で?と思いながら表示を見ると、「内部に異物がないか、固定部材が残っていないか確認する。インクタンクが正しくセットされているか確認する。電源を再度入れてみる。」などの指示にしたがってみましたがエラーのままです。

 

 操作マニュアルを引っぱり出してみると、「それでも回復しない場合は修理を依頼してください。」オイオイ!毎日使っているプリンターなのだから困るぞ。と思いながら保証書を探してみると、購入期間は1年半を過ぎており有料修理となってしまい頭を抱えました。

 

 家電量販店では、購入金額の何%かをさらに負担すれば、4年の延長保証がついて5年間は無料で修理が可能です。ところが我が家では延長保証を付けたことがありません。「5年くらいは大丈夫だろう。」とか、「もったいない。」といった理由なのですが、単純にケチなのでしょう。でも、今回のような事態になると正直「付けときゃ良かった!」となるのです。

 

 それならば、世間では延長保証を付けているのか調べてみると、at home VOX 調べ「Q.家電を買ったとき、販売店の長期保証に加入しますか?」の回答別都道府県ランキングというのがありました。それによると、長期保証に入る率トップは島根で、6割以上の人が長期保証に入っていました。続いて青森も半分以上の人が加入していると回答。一方、長期保証への加入率が低かったのは埼玉でした。多くても6割なのかと気が楽になったものの、一度修理に出せは7千円以上の出費と、その間プリンターが使用できない事態になります。

 

 半分あきらめ気分ながらも、閉店後にプリンターをカウンターの上に置いて再度チェックします。取り外せる部品は全て別にして内部を見ると、白いギアが不自然な状態で転がっています。「これかな!」と思って取り出すと、どうやらインクタンクを左右に動かすギアの一部だと分かりました。そもそも突然ギアが外れること自体が変なのですが、ここだと思われる位置に無理やりはめ込み電源を入れると、幸いにも正常に作動したのでした。

 

 これでホッと一安心となったものの、次回から延長保証を付けるかどうかは微妙な気持ちです。大丈夫か日本メーカー?でも、よく見ると海外製造でした。

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コメント: 2
  • #1

    読者 (水曜日, 04 7月 2018 12:08)

    こんにちは。使用頻度の高い道具が通常通り使えなくなるのは困りますね。自力で
    直すなんて凄いです!直って良かったですね。ところで長期保証ってpc関係も対象になるのでしょうか?私の記憶が間違っているのかもしれませんが長期保証って故障になりやすい製品ほど対象外なんだよなーと思ったことがあります。製品の価格や利用状況等のユーザー都合で付けるかどうか迷う事ありますよね。私、個人的な話ですが電動式ミルを欲しい(富士ローヤル?の)思っているのですが購入するに随分と前から迷っています。家でも美味しいコーヒーが飲みたく思います。

  • #2

    まめ蔵 (水曜日, 04 7月 2018 13:22)

    PCはメーカーによっては1年保障というケースもありますが、量販店で購入する場合はおおむね1年+4年で5年保障が受けられるようです。でも5年たったら新しいPCに替えたくなりますね。
    電動ミルは、お店では富士珈機のR-440を使用し、自宅にはR-220とカリタのナイスカットミルがあります。R-220はナイスカットミルよりも一回り大きいので力強く感じます。最近では、静電気除去装置もついた物まであり迷いますが、電動ミルは是非使用してもらいたいと思っています。コーヒー豆を挽いた瞬間の香りは液体のコーヒーにも負けないほのの心地よさがありますから。
    ちなみに富士珈機に確認したところ、保証期間は1年だそうです。