雨の日は通訳練習

 ワールドカップで日本がコロンビアに勝利し、朝からテレビで「勝った!勝った!」と映像の垂れ流し現象が起きています。けれど、わたしの方は無関心ではないものの、リアルタイムで試合中継を見る事もなく、いつもどおりの時間で就寝についたのです。

 そんな訳ですから、「コロンビアコーヒーを飲んでコロンビアを倒そう!」なんて気もなく、「本日のコーヒー」は、昨日がエチオピアで今日がケニアとなっています。サッカーファンには申し訳ないのですが、今の関心事は7月6日(金)の夜に行う手話通訳なのです。

 久々の手話通訳となるのは、土岐市内各地で行われる青少年育成会主催の行事の一つで、これまで土日開催のために出番がなかった分、他のサークル会員が頑張っていた姿を見ていただけに恥をかけないと思っています。

 今回の手話通訳となるのが、肥田町青少年育成会主催の大集会です。地元小中学生の合唱やマンドリン演奏や講演会と合わせ、小中学生による青少年の主張作文発表があり、全体を通して手話通訳を行うのですが、事前に原稿のある作文については、内容を把握して適切と思われる手話表現の練習をするのです。

 毎回思うのですが、自分が子供の頃には幼い文章ばかり書いていたんだろうなってことです。今でも拙い文章を後で見ていると恥ずかしくなり、ブログを書くことを止めようかと思うほどですが、子供たちの文章には同じ語句を繰り返したり、抽象的な表現を多用して曖昧な内容になっていることがあり、文章どおりに通訳すると訳が分からなくなるため、話の内容の時間経過や登場人物の位置関係を考慮しながら、簡潔に表現することが必要になります。

 そんなこともあって、今日のように朝から雨の日はお客様が少ないので、ボイスレコーダーに作文を録音し、真面目に通訳練習しようと思ってみるのでした。