パン作りをする方に渡そう

 いつものようにパソコンに向かっていると、『これからのパン職人の仕事。』と題した特集記事の雑誌「料理通信」(発行:料理通信社)を見つけました。これならパン作りをする方に渡せると思い、さっそく取り寄せてみたのです。

 この雑誌を渡そうと思った方は、コーヒー豆を時々購入され、パンやケーキ作りが趣味で、これまで何度か美味しいパンを頂いていました。将来はパンやケーキを提供するカフェをしたいとの夢もあるようです。そんな方の参考になればと思った訳です。

 編集人が君島佐和子で、発売が角川春樹事務所というのが少々気になったものの、内容は多角的で詳細に書かれており、パン作りをしない私でも興味が湧くものでした。さて、どんな反応をされるのでしょうか。

 そんなパンの特集記事の次に掲載されていたのが、「本気のアイスコーヒー入門」です。どれどれどんな内容なのかな?と読んでみると、個性的なお店のアイスコーヒーが紹介されています。全て東京都内のお店というのが手抜きっぽい感じもしますが、大きなビール缶にコーヒー豆2kg、水11Lで作る水出しコーヒー、水出しコーヒーにチッ素ガスを充填して黒ビールみたいに提供したり、松屋式の金枠でコーノのように淹れる店など、見てて飽きないけれど試してみたいと思わない物ばかりです。

 最後に「冷たいコーヒーに、新しい波」と題して旦部幸博氏の文章が掲載されており、アイスコーヒーの発祥に興味を持ったものの、タイトルの「新しい波」という表現が本文中に無い事の気づき、編集者の意向なのかと思いながら読み終えました。