使えるネタ

 木曜日に必ず行うことの中にに、西尾市のフレーバーコーヒーが前日配信した、「フレーバーチャンネル」の録画をYouTubeで見る事があります。毎週水曜日の夜9時に始まるのですが、就寝時間が早い私には見ることが出来ず、毎回翌日となってしまうのです。

 今回の内容は、「コーヒーのオイルを考える」と題して、コーヒープレスで淹れたコーヒーをペーパーで濾したものと、そのまま注いだものを飲み比べるというものでした。(他も色々ありましたが)題材となった「コーヒーオイルが味に影響があるか?」というテーマを検証するには、コーヒーオイルそのものについて理解しなければならず、簡単に答えを出すにことに躊躇いがあります。けれど、コーヒープレスで淹れたコーヒーを濾過する工程に興味を持ち、「これは使えるネタになる!」と思ったのでした。

 実は先日、昨年行った公民館講座の担当者から「今年もお願いします。」と声をかけていただいたので、何か新しいネタはないものかと考えていたのです。コーヒー講座だからコーヒーの淹れ方を話すのは当然なんですが、受講される側の抽出方法は様々で、コーヒーメーカーを利用する人や抽出器具も異なります。一方的に松屋式を伝えても、結局その場限りの体験となってしまうため、「楽しい時間」作りに専念しようと思っており、その一つに今回の実験が使えると考えたのです。

 人様のやっているものをパクるのは気が引けますが、良いと思えるものはドンドン真似してみるというのが信条なので、参加者が「あれ!違うね。」って驚いてもらえるような内容にしてみたいものです。先ずは興味を抱いてもらうところから始まりますから。