ペルーの料理を味わう

 ペルーのコーヒーを味わった後、新橋の駅に向かう途中でペルー料理の店を見つけました。見ての通り、お店の木の看板を見るとペルー料理のお店とは想像がつかないですが、「荒井商店」は、シェフの名前「荒井隆宏」さんの苗字を使った店名らしいのです。 

 家に帰ってから検索すると、2016年と2017年のミシュランガイドに、ビブグルマン部門で掲載されています。この部門は、「5,000円(サービス料・席料含む)以下で、特にお勧めの食事を提供している」レストランです。

 昼時ということもあり、2種類のランチのみらしく、Bランチの「コリアンダーと玉ねぎで、じっくり煮込んだ牛肉と、ペルーのインゲン豆の煮込み添え」を注文します。(サラダ付き940円)牛肉は少し硬めですが、想像以上に美味しく驚きました。

 食後には目の前に見える「インカコーラ」文字に釣ら、思わず注文!黄色い炭酸のジュースなんですが、ペールー原産でコカコーラが作っているようです。裏面のシールを見ると、輸入業者は三重県桑名市の会社です。東京に来て東海地方の地名を見ると妙にホッとしてしまうのは、田舎者の証なんでしょうが、人混みの中を歩いていると酔ってしまいそうなので、立ち寄ったペルー料理の店で癒しの時間を過ごすことができました。

 都会は何でも身近に手に入る場所で便利なのに、こんなに簡単に手に入って良いものだろうかって考えてしまいます。ペルーのコーヒーの後にペルーの料理という都合の良さに、嬉しさ反面、かえって心配してしまうのでした。