松屋式で抽出を楽しむ

 久しぶりに今朝、絵手紙を描いてみました。絵手紙を描く気分になったのは、昨日、コーヒー豆を買いに来店され方の中の一人に、春の公民館講座を受講された女性がお見えになり、「教えてもらった松屋式で淹れているんですが、なかなか上手く淹れられなくって。」と言われたからです。

 公民館講座で説明したように細く注ぐことを意識し、出来るだけ細口のドリップポットを使っているそうですが、細く注ぐコントロールが難しいそうです。コーヒー豆選びに迷っていたようなので、カウンターに座ってもらい、試飲の準備をしながら色々と話を

し、「スキッター」を使ってみたらとアドバイスをしました。次回来店されたときに感想を聞くのが楽しみです。

 お客様とコーヒーの話をするのは楽しいことですが、それ以上に嬉しかったのが松屋式で抽出を楽しむ姿が想像できたことです。公民館講座で松屋式という一見風変わりな抽出法に興味を持たれ、実際にやってみて何とかして美味しく淹れてみたいという気持ちが嬉しいですね。

 朝のコーヒーを蒸らしている間に筆を執り、家を出る前に色付けして妻に見せると、いつもの通り「これ指?いいんじゃないの。」と、痛いところを突かれながらも、一応及第点をもらって画像をアップしました。そんな気持ちを込めた一枚です。