こんなところにコーヒー農園

  昨夜テレビを見ていると、『世界の村で発見!こんなところに日本人 3時間スペシャル』で、コスタリカに住む日本人を紹介していました。その中でコーヒー農園の画像も出ていたので、気になって取材先の場所について調べてみたのです。

 日本人のいた場所は山奥にある小さな集落・アマグロで、わずか5世帯20人しか暮らしていないらしい。地図ではコスタリカ西部に位置し、太平洋岸のほとんどをカバーする同国最大の州、プンタレーナス州の自治体モンテス・デ・オーロの中心地、ミラマールからアマグロまではおよそ1時間半の道程だといいます。

 このあたりは、アレナル火山やポアス火山の近くでコーヒー栽培に適した地域であり、コスタリカの主要コーヒー産地の一つグアナカステや西盆地近辺なので、コーヒー農園の画像が出てきてもうなずけます。そもそも、コスタリカは国土の約半分は海抜500m以上の高地で、北からグアナカステ火山脈、ティララン火山脈、中央火山脈、タラマンカ山脈が連なり、この国の中央を背骨のように走っています。中央山脈の南にある中央盆地は、海抜9001,500mの緩やかな起伏地形となっており、このあたりに多くのコーヒー農園が集中しているのです。

 お店で使用しているコーヒー豆は、コスタリカ中部の州のサンホセ州にある自治体タラスで、標高:1,7001,900mにあるガンボア農園の豆を使用しています。今回テレビ番組でコスタリカが紹介されたので、改めてコスタリカの地図を見ながら旅行気分を味わうのでした。

 でも、妻から「知らない街で感染症になったら大変だよ!」と言われ、テレビ番組のリポーター役が病気で寝込んでいた光景を思い出し、「やっぱり旅行気分だけにしておこう!」って思うのでした。