老眼だもの

 メガネを使い始めたのは中学生の頃だったかな。その頃は近視だけだったのが、乱視も入るようになり、メガネを使う方の多くがそうであるように、何度も買い換えて今日に至っています。先日も、右目の見え方が悪くなったので、度数を少し上げて買い換えました。

 ところが、遠くが見易くなったことと引き換えに、近くがこれまで以上に見え難くなったのです。そうです。老眼のせいです。焙煎したコーヒー豆をハンドピックする時や、本を読む時などはメガネを少しずらして調整していましたが、更に眼が疲れやすくなってしまいました。老眼鏡を使えば良いのでしょうが、いちいち替えるのは面倒だし、遠近両用メガネも使い勝手が悪そうなので、今後も痩せ我慢を続けることになるでしょう。

『見えにくくなってもいいじゃないか 老眼だもの』 相田まめ蔵

 随分前に聞いたことがあります。「年老いて耳が聞こえ難くなるのは、余計な事は聞かなくていいし、目は見え難くなるのは、余計な物を見なくていいって事だ。」そうです。でも、年老いた人を沢山見ているのですが、年老いた人ほど余計な物を見たがり、聞きたがるような気がしてなりません。思うよういかないのが人間なのかもしれませんね。

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コメント: 2
  • #1

    あべちゃん (木曜日, 29 12月 2016 08:21)

    老眼ね… 不便ですよね
    わかります、わかります
    私の場合は、手元を優先  遠くは、ぼー(笑)
    だからね、まめ蔵さんのマスターは、イケメンなのです!

  • #2

    まめ蔵 (木曜日, 29 12月 2016 10:22)

    はっきり分からないくらいが丁度良いのです。
    だから、これからもイケメンとして見てください。