昼間の曽木公園

 日中雨が降っていたのですが、幸いにも一時間程雨が止んでいたので、車で10分かけて紅葉真っ盛りの曽木公園まで行ってみました。今ちょうど「曽木公園もみじまつり」として、11月11日(金)~月20日(日)まで午後5時30分~9時の間ライトアップが行われており、このサイトの写真のように幻想的な景色になります。 

 けれど、昼間の様子となると、モミジやイチョウの木々が綺麗に色づいているものの、「逆さモミジ」が映し出される池の水深は浅く、膝も隠れないほどの浅い池が公園のあちらこちらに作られており、ライトアップされた夜に見るような吸い込まれる水面をイメージことはできません。

 この時間は数人の方が散歩されているだけで、夜のような人混みや立ち並ぶ屋台の喧騒など微塵もなく、田舎の小さな公園といった感じです。私としては華やかな夜景の姿よりも、素朴な紅や黄色の木々の間を落ち葉と触れ合いながら散策するほうが好きです。

 今年で18回目なるライトアップですが、最初の頃は曽木町の有志の方が自費で始められたようで、まちおこしとして実行委員会ができてからは、規模が徐々に大きくなってライトの数や屋台の賑わいも増してきました。今では観光バスが立ち寄ったり、新聞屋、テレビや雑誌に取り上げられるほど恒例のイベントになっています。

 肝心の夜のライトアップの鑑賞はというと、妻が「寒いし、毎回同じだし。」といって腰が重たいので、今回はどうなるか分かりません。